Your Life is
2018年11月30日
終わった。
この長くて先の見えない戦いがようやく終わった。
また新しい戦いははじまるかもしれないけど、だけどとりあえず今は、よかった
この2年半、はぎちゃんを見てきた期間で言うとその倍ぐらいの間、もう楽しくて仕方なかった。毎日が楽しくて、嫌なことなんてぜんぜんなくて、いまでも7人に出会えて、 Love-tuneに出会えて心からよかったと思う。
これからもLove-tuneが好きだ。
今日までの半年ちょっとの間、それまで以上に雑誌やテレビに要望をおくったり、できることは無理のない範囲ですべてやってきた。
もうきっとこんなに頑張れることはないし、こんな境遇に遭うこともないだろう。もともとジャニーズJr.のファンになった以上いつかこういう日がくるかもしれないことは常に心に留めていたから、一公演一公演これが最後になるかもしれないと思うようにしてたし、買うものも買ったし、もっとああしとけばよかった、こうしとけばよかったというのはない。
ここまで前向きに頑張れたのは、同じくLove-tuneの力になりたいと願うファンのパワーに引き上げられたからだと思う。同志のみんなお疲れさまでした。メンタル、相当つよくなった。
安井謙太郎くん、真田佑馬くん、諸星翔希くん、森田美勇人くん、萩谷慧悟くん、阿部顕嵐くん、長妻怜央くん。
みんなはLove-tuneになれてよかったですか。
私たちの目に見えていたことはきっとほんの一部で、これから先も到底知り得ることのない悔しさや悲しみを本人たちは味わったのかもしれないし、結局ただの想像にしかすぎないけれど、それでもLove-tuneでいた2年半がみんなにとってかけがえのない日々であったのなら幸せです。
思えば結成の日からずっとそうだった、水面下で起きていることなんて微塵も感じさせずにアイドルでい続けてくれて本当に本当にありがとう。
退所という人生の大きな決断を7人でしたこと、それぞれ誰かがたったひとりで悩んでいたわけではないことがわかって安心した。相当の覚悟を持って何かを選択するとき、そこに信頼できる仲間がいてよかった。
もうこれ以上7人がそんな思いをせずにいられることを願うばかり。
Love-tuneがジャニーズでなくなるなんて今年のはじめまでは想像もできなかったけど、起きてしまえばそのこと自体は案外すんなり受け入れらるもので。
たぶんどこにいるかということはいつのまにか大事じゃなくなっていて、それよりもLove-tuneがLove-tuneらしくいてくれることの方がずっと大事だった。
退所という選択も、発表の仕方も、大好きなLove-tuneのままだった。
あーあ、こんな風に言葉にしたらLove-tuneが本当に終わってしまうみたいで嫌だな。きっぱり区切りがついてこれで気持ちは少し軽く、すっきりしたはずなのにときどき歯を食いしばっても涙は溢れてくるし虚しいしやるせない。できることならもう一度、Love-tuneが見たい。ただただ会いたい。名前の通り愛に溢れた、それはそれは本当に素晴らしいグループだったんだ。もう今となっては伝えようもないけど。
ジャニーズという世界に誇りを持って生きていたひとたちが自ら退所という決断に至るほど蔑ろにされたことが何より悲しくて。君たちの価値は、ぜんぜんそんなもんじゃないよ、決して理不尽な理由で無下にされていいものなんかじゃないよ。
もしまたステージで7人の姿が見られたらうれしいしそんな未来を期待したくなってしまうけど、誰のものでもない自分の人生、大切にしてほしいです。
でも表舞台に立つ人がいるならその時はまた全力で応援する。
"誰かと同じスピードじゃ
追いつけそうもないMy Dream"
その言葉通り猛スピードで季節を駆け抜けていった。
最後まで負けず、常識にとらわれず、ゆるぎない信念を貫いたLove-tuneを誇らしく思う。勇敢な君たちは本物のsupermanでした。
Let It Be Your life 不器用で
下手でも愛しい人生さ
Let It Be All Right 賢くはやれないよ
Your Life is awesome!
ジャニーズJr.祭り Love-tune単独
2018年3月25日、横浜アリーナで行われたLove-tuneの単独コンサートは、"ジャニーズjr.祭り2018"のなかの一公演だった。
事前のインタビューでどんなコンサートになるのかを聞かれ、「ストーリー性のあるもの」と答えていた。
12:00開演
Overture
BGM:オルゴール音
男の子「ぼくの夢は、スーパーマンになること。だけど大人はぼくの夢を笑うんだ。ぼくの夢はおかしいのかなあ。夢を見るのはいけないことなのかなあ。」
AI「_私はいい夢だと思いますよ。」
男の子「君は?」
AI「_私の名前はLOVE,
_君の夢のサポートをするものです。
_そのために生まれました。」
インストがかかり、ひとりずつメンステのマンションに登場。全員揃うとステージに降りてくる。
1.CALL
2.言葉より大切なもの
3.T.W.L
ここまではバンド(メンステ)
序盤から声出しを煽って会場をあたためるコンサートの作り方がLove-tuneらしかった。
Overture 2nd
OPのつづき。
LOVE「_夢を叶えるには人間の様々な感情を知ることが大切です。_感情にはエネルギーがあり、そのエネルギーが夢へと突き動かしています。」
男の子「ぼくも叶えられるかなあ」
LOVE「_それはあなたが信じることで叶うでしょう。_今から夢を持った7人の感情があなたを夢へと突き動かしてくれます。」
モニターに『喜怒哀楽』の文字
4.Crystal sky(センステ)
5.Masterpiece(センステ→バクステ)
6.MU-CHU-DE 恋してる(バクステ→外周)
〜LOVEメドレー〜
7.ずっとLOVE
8.愛を叫べ
9.LOVE YOU ONLY
10.君にHITOMEBORE
怜「好きなんだよ、マジで!」
11.おーさか☆愛・EYE・哀
諸「おおさかァ〜〜〜〜」(こぶしがすごい)
安「いやいやいや、ここ……」
全「アイアイアイアイアイ、ア〜イ」
萩「横浜だよ!!!!!」(足ダンッ)
全「(ジャンプ)」ダチョウ倶楽部の団体芸
12.アイアイ傘(センステ)
突然のスーパーあらみゅタイム
13.愛ing-アイシテル-(トロッコ)
14.Love so sweet
15.This is Love Song(メンステへ)
モニターにはメンバーの直筆メッセージ
美「ず〜っと好きぽよ。みゅ〜と」
萩「みんなと同じ未来を見れますように!byけいご♡」
怜「デート相手募集中♡お問い合わせは俺まで。byながつー」
真「とぅきとぅきとぅき大とぅきbyさなぴー」
諸「愛してるぜベイベーbyモロたん♡」
安「これからもおれたち7人とみんなで幸せになろうね♡byけんちゃん」
顕「いつもありがとう!!byあらん」
この短い文章にもそれぞれの個性が溢れすぎてる。
【哀】
16.烈火
モニターにはZepp同様烈火in帝劇アイランドの映像
「なぜ人は争うのか」
帝劇で着ていた赤と金の煌びやかな袴に身を包んだ7人は刀を振り回し外周を縦横無尽に舞う。美しく力強く、なんとも血湧き肉躍る光景だった。
17.Triangle
【楽】
-モロササイズ-
モニターに大量の「モロ」の文字が浮かび上がる。
センステにモロさんが登場したときの会場の盛り上がりよ。
モロさん「今日お前たちは招待された!このトゥ"モロー"ランドに!勝ち残れるのはただひとり!座るか〜座らないか〜ふたつに〜ひと〜つ♪」(壮大なミュージカル調)「まさに、Dead or Arive」
萩「ちょっと待て!!…な〜ぜ〜争わないといけないのか〜」(超美声)
真「共に生きた仲間と〜」
怜「僕には愛する家族がいる!」
美「僕には愛する仲間が!」
「こんなゲームばかげてる〜」
顕「まるで!」(椅子に立ち上がり)
全「Crazy game」(キメポーズ)
安「…練習したんだね。」
モ「甘い!座るか〜座らないか〜♪」
全「座るか〜座らないか〜♪」
モ「ゲームスタート!」
椅子取りゲームの寸劇が始まり、どういう流れだったかそのあと横アリ1万5千人でモロササイズもした。(記憶が雑だな)
だけど小さなクリエという600人の箱から生まれたこのモロササイズが、1万5千人で埋まる横アリで実現したのは本当に感慨深かった。2013年から萩安がモロササイズ皆勤賞なのもなんかすごい。
18.前向きスクリーム
MC
19.侍唄(さなはぎもろ)
MC終わりではぎちゃんがスティールパンに挑戦したこと、今日それを披露することをやすいくんから話してくれた。
安「去年のJr.祭りでモロがサックス(のソロ)に挑戦して、今回は萩ちゃんがスティールパンだね。モロに感化された?」
萩「感化されたー」(にこにこしてる)
メンバーは「向上心がすごいよね!」って褒めてくれて、たしか2015年のクリエではぎちゃんが初めてアコギを披露したときもそんなことをもろやすみゅが言ってくれてたな〜と思った。全然変わってない。
どんな楽器なのか、軽く弾いてみせた曲はUnder the Seaで、みんな階段の上にいるはぎちゃんを見上げながら口々に「アンダーザシ〜♪」と歌ったりセバスチャンのモノマネをして、そんな些細なことでもたのしそうなLove-tuneが微笑ましかった。
はぎちゃんのスティールパンからそのまま侍唄に突入し、しょうきのサックス、さなぴのギターに合わさる3人の歌声、表情がやさしく素敵だった。
20.One Love(らんれお)
らんれおうれしいし王子様だし結婚式だ…参列できてよかった…。
21.Yes!(みゅうたろう)
割愛。(他意を含む)
22.Dye D?(メンステ)
Yes!終わり、例のシーツからはぎちゃんが歌いながら出てきてしばらく記憶はない。
【怒】
23.PARTY MANIACS(メンステ)
イントロかかって最初のみゅラップ、マンション最上階真ん中からの登場が風isを彷彿とさせるものだった。ニクい演出。
24.僕らのこたえ〜Here We Go〜(センステ)
25.superman(センステ→バクステ→外周→メンステ)
Here We Goが終わり、息を切らしてそのまま仰向けに寝転ぶ7人。
安「みんなの声が…聞こえてくる…」
会場から精一杯の声援が届くと【喜】としてのプレゼント=新曲が初披露される
変わりばえのない日常に疲弊しながらも、子どもの頃の純粋無垢な気持ちを振り返り、誰かにとってのsupermanのような存在への憧れを歌っていた。
最後は「I feel like superman! Superman!!」と、スーパーマンのポーズで一斉にステージのセリに飛び込んだ。
もう一度男の子とLOVEのやりとりがあったのはこのあたりだったはず。
「スーパーマンだから、夢を諦めない。」
『君と僕で新しい未来をつくるんだ』
男の子の声は次第にLove-tuneの声に変わっていき、私は鳥肌が立った。ここで点と点が線で繋がったようなハッと感。
26.SHE SAID...(メンステ)
飛び込んだセリから、まるで沈んだ戦艦が海底から姿を現わすようにバンドセットとLove-tuneがステージに現れた。今まさに出航というような。
正直supermanで本編が終わってもなんら不思議ではない綺麗な終わり方だと思ったけど、ここからさらにクライマックスへ持っていく、ただでは終わらないところがLove-tuneらしくていい意味で裏切られた瞬間だった。
27.NO WAY OUT(メンステ)
この曲だけはペンライトを置く、という恒例。真っ暗だけど、ステージ上だけが真っ白な光を浴びていた。
28.象
29.Dream on
安「夢見れるよな!?夢って最高だろ!」
もうここらへんは双眼鏡をのぞく余裕もなく、何かに応えるようにただただ歌い、Love-tuneの懸命な姿と気迫を目に焼き付けることに必死だった。ひたすらアツかった。たぶんあの会場にいた大半のひとがそうだったと思う。あとから局動画で7人の表情を見て、さらに胸を打たれた。
EC1.レッツゴー!!(スタトロ)
EC2.SEVEN COLORS
EC3.SHAKE(メンステ)
EC4.CALL
もうこの「2回目のCALL」(通称アンコールCALL)ってのが我を忘れるほど楽しい、、、
そしてガムパで約束してくれてから3年、単独公演で初めて銀テープが飛んだ。「銀テープおまたせ」ってひとことで、あれから同じ景色を一緒に見てきたんだなあと思わせてくれたことがうれしかった。
WEC.superman
14:10 終演
今回のコンサートのテーマは「夢」だった。
それはきっといまのLove-tuneのテーマでもあり、すごく等身大のコンサートだったなと思う。
本編最後のDream on、「ファンのみんなと一緒に歌いたい」って一週間前ぐらいにらじらーでやすいくんから伝えられた。メンバーは二週間前に言うことをお願いしていたらしく、その回のらじらー終わりのやすいくんのケータイはメンバーからの通知ですごかったらしい。それだけこの曲を事前に知っておいてもらうということが演出において大事だったのが今になってわかる。
やすいくんからそんなのお願いされて無視できるわけもなく、歌も勉強したし歌詞も読んだ。
限りない夢を追いかけていくから
掴みとれるまでDream on Dream on
憧れはほらその声に導かれ辿り着く日まで Keep on Dream on
公演前から「歌詞がすご…」と息を飲んでしまったけど、実際横アリで聞いてみたらLove-tuneがこの曲の存在を大事にしていた意味がより一層わかった。
それはLove-tuneの夢への揺るぎない意志と覚悟の証だった。
supermanという新曲を披露するまでの伏線がコンサートの軸になっていることも斬新で、派手な演出装置はないけど「夢」へのひたむきな想いが響いたし、何よりシンプルにめちゃくちゃたのしかった。
あの最初のBGMに使われていたオルゴール音は新曲だったし、男の子の夢であった"superman"は新曲のタイトルだった。「ぼくの夢はおかしいのかなあ」、『夢を見るって最高だよな!!』。
一番魅せたいもの、伝えたいことだけをぽんとセトリに入れるのではすこし味気ない、そこに至るまでのプロセスごとコンサートにしてしまう発想がやっぱり賢いし面白味があってドラマチックだなー。
最後の挨拶でやすいくんはこう言った
Love-tuneが7人になったとき、アリーナで単独コンサートをやることを目標にしました。
こんな形ではありますが、実現することができました。
やすいくんの、Love-tuneの野心がほんの少しむき出しになった瞬間が痛快でふふっと笑ってしまった。
これでこそLove-tune!
今度は正真正銘の単独アリーナコンサート、期待してます。
Love-tune Live 2017
終わってみて、すぐには言葉など出なくて、それでも二週間経って思い返すならあれは「アツかった」な。と、安い表現だけど今ではそう思う。
アツかった、すべてが。
Zepp単独が決まった日から、それに関連する対談の記事が雑誌に載ったり、ライブのタイトルロゴがMyuto Moritaデザインだったりいよいよチケットが届いたりグッズのTシャツがかわいかったり…公演当日はもちろん、そこに至るまでの「初めて」にファンのみんなで盛り上がるっていう、そのすべてアツかった。
開演18:00
暗転すると高揚感を増すようなインストが流れ、ネオンで輝く「Love-tune」というとけかけのチョコみたいな縁取りをされたロゴがステージの下から上へ色を変えどんどん上昇していく。ドキドキしながらそれを見つめて、上がりきったところでついに幕が開くと、中央ドラム付近に集まった7人がこれ以上ないくらいかっこいい出で立ちで待っていた。
1.CALL
今までの集大成のようなライブにしたい、と雑誌で言っていたので、一曲目にCALLを持ってくるど直球さに痺れた。そして一曲目とは思えぬC&Rの盛り上がり。らぶ担、コンサート前に声出し練習してきてるとしか思えない。
2.Finaly Over
一曲目から全力を出しすぎているのですでに記憶ない。
3.T.W.L
事前にらじらー経由で「調子どうよ?」のあとの「どうもこうもないよ!」はお客さんみんなで言ってほしい!とのしょうきからのリクエストがあったのでここの一体感・達成感はひとしお。すごくたのしいし、大事なソロパートをおすそ分けしてくれてありがとうだ!!
それと曲前の名前コールもうれしい。大きな声でみんなの名前を呼べてうれしい。最後に名前のコールを先導してたやすいくんの番になるとすかさずはぎちゃんが立ち上がって、足は力強くバスドラ踏みながら、スティック持った手を振りかざして、目は大きく見開いて、力いっぱい「やっすー!!」と、今度は自分が先導するはぎちゃんがよかった。
4.自分のために
この曲ともだいぶ長い付き合いになったな…しみじみ
5.烈火
和風の曲をBGMにモニターには帝劇での烈火(音声なし)の映像が流れる。はらはらと桜が舞っていて美しい。時間にして約1分ほどだったと思うけどとても贅沢な思いをさせてもらった気分。
映像が終わると、帝劇さながら舞台袖から7人がでてきてV字フォーメーションを組む。もうこっからはずっっっと鳥肌
6分ぐらいあってすこし長めの曲だけど、途中でバンドにも変わるししょうきは篠笛、あらんとやすいくんは三味線と盛りだくさんで飽きない。
6.PSYCHO
烈火→PSYCHOの和繋がり、最高に気持ちよすぎてこれはセトリ作りの天才の片鱗を見た。
あの赤黒ロックの衣装なのにまさか金の扇子が懐から出てきた時の勝訴感ったらない。
7.Otherside
PSYCHOの最後の音とOthersideギターさなぴの音がぴったり重なりふたつが交わる瞬間が鮮烈だった。曲と曲の繋ぎ目が芸術的。
小MC
8.君だけに
Zeppの音響最高。
9.Heavenly psycho
ここでこれ入れてくるひとたちだよな〜。ファンとしても4人の時から思い入れのある曲だし、とつぜん人数の増えた曖昧な時期のクリエでこれを7人で披露したのを見たときの意味と覚悟を改めて再確認するような時間だった。そしてすこしの懐古と。
10.GRATEST JOURNY
タオルぶんぶん
11.NO WAY OUT
単純にこの曲をLove-tuneがZeppでやってるという事実がすごすぎる…
曲終わりにあらんが「(ペンライト置いてって頼んだから)客席暗くなっちゃったね…」って、ごめんねしたのがすごいかわいかった。そっちが明るければこちらの暗さなんてなんのその。
MC
12.君と…Milky way(安・萩・顕)
サビの 輝くMilky way〜を歌うはぎちゃんの声が甘く透き通っていて至高。声がほんとうにいいですね。心蕩かされてうっとり。
13.& Say(真・美)
さなみゅの空気感がつたわってくるダンスとそれを生かす選曲。このダンスパフォーマンスするひとたちも同じグループなのかって思うとLove-tune幅が広い…そしてまたさなみゅがパワーアップしてる。
14.Will be All Right(諸・長)
体育会TV上田ジャニーズ陸上部の軌跡とそれをワイプで見てるもろれおの映像。終わってうぃるびーのイントロが流れると陸上部のジャージ姿でふたりが登場。サビに入ると5人が出てきてぎゅっと笑顔になって集まり全員が揃う。
諸「上田監督!ここで学んだことをLove-tuneに還元してこれからも7人で突っ走っていきます!」
あまりにエモい……体育会TVの映像の右上には「2016.5」ってあって、Love-tuneがまだギリギリ4人のときで、それが今こうして7人のメンバーといるんだから不思議だし奇跡みたいなことだ…
15.前向きスクリーム
夏のEX同様巨大風船ぽんぽん客席に飛ばしたときEXよりもその風船がぜんぜん小さくみえて、そのとき初めてZeppの大きさを感じた。
萩ドラムソロ
前向きスクリーム終わりで捌ける前、「暑くなったからクーラー入れるか、ピッ」ってさなぴがZeppのクーラーをいれると反対袖から寒そうにはぎちゃんが出てくる。モニターまで凍っちゃってそれをドラムの音で叩き割ろうとするも上手くいかない。
僕だけの力じゃだめだ〜、そこではぎちゃんはいいこと思いついたというように「いつも萩谷くんとか〜萩ちゃんって呼ばれてるから〜、けいご♡って呼んでくれたらがんばれるなあ〜」\けいごー!/「意外と下の名前で呼ばれるのも照れるなあ♪でももっと大きな声で呼んでほしいな〜」\けいごー!!/
ここまでがすっごくコミカルでかわいいはぎちゃん炸裂だったのに対してこっからのドラムソロのクールな表情にギャップ。ようやく割れたところで
16.SHE SAID...
のイントロ。ドラム付近に集まってくる6人。母艦に乗りこみ今まさに出航というような様子がこのイントロに最高にハマってるしキマってる。いやちょっとまってくれ、かっこよすぎだ、、、!!
17.ONE DROP
ここでSHE SAIDよりもうちょっとアップテンポでさらに高揚感高める知名度のあるバンド曲をもってくるところが絶妙なセンス。
18.象
ラストスパートに向かっていくようなバンドの繋ぎがあり静寂に響くドクンドクンという鼓動のあと、象の鳴き声とあのバンッと空気を一変させるようなドラムとギターの音。
7人のものすごい気迫にのけ反るようだった。本気で真剣な、命をかけるようなそれぞれの表情と歌詞がリンクして涙がでてしまうのはもう仕方なかった。
19.This is Love Song
後半のキラキラ感とかわいいハートのポーズを取り入れたダンスとピンクの衣装!最後の最後にやっぱりアイドルだなー!と思わされる素敵な曲だった。3曲目のオリジナル曲にかわいいアイドルソングを選んでくれたことがうれしい。
EC1.Dye D?
ハロウィンコスのビートくんと乙ゲーみたいなカードの中の7人の映像(イントロダクション)でひと茶番。
10月の一大イベントハロウィンを忘れていた7人に対してビートくんがお仕置きとして魔法をかける。
ビートくん「人間に戻りたければお客さんをびっくりさせてみろ〜!」
スモークが焚かれると魔法にかかった7人がスタンバイしてDye D?の歌い出し、悲鳴でZeppが割れそうだった。
「I just can not tell〜」で体をゆるく拘束されてるようなはぎちゃんの艶かしい表情と、さっきのミルキーウェイの歌い方とはちがう、じっくりと焦らすように攻めるみたいな声に理性保ってる場合なんかではなかった…衣装も振り付けも最高で、演出:諸星翔希さんは特に全らぶ担から崇められること請け合いだしこのアイディアが頭の中に生まれることを想うとこれからの演出も期待してしまう。
とくに馴染みはないけどハロウィンという文化が日本に根付いくれてサンキュー
EC2.MU-CHU-DE 恋してる
(ここでお待ちかねのグッズTシャツタイム♡)
はぎみゅパートが終わるとはぎちゃんが構えてみゅうとがぴょんと飛びのると世界一かわいいお姫様抱っこが完成した 泣けるほどかわいいお姫様抱っこははじめて見た
EC.3言葉より大切なもの
もうこのへんまでくると「最高」という感情しかない
WEC.CALL(3日目)
挨拶終わって「じゃあ…」って確信犯ぽく帰ろうとするらぶ。すかさず客席からは\もう一回!/のコールが起きて、安「じゃあ1日に1回しか出来ないという伝説のアレを…」「破壊光線を」と、各々の位置につくらぶとその言葉に勘づいて沸き立つ会場。
期待通りのイントロが流れたときの歓声と、その後のC&Rはすごすぎてたのしすぎてなんも覚えてない!!というぐらい最高のものだった。キントレオーラスのECでCALLコールが起こったのをここで回収してきたことがすごい…
みんなとってもいい笑顔でもう一回「俺たちとみんなでー?\Love-tune!/をして
終演 19:55
楽しかった。という言葉じゃ終われないけどでもやっぱりLove-tuneのコンサートは楽しい!!!と改めて強く実感したLove-tune Live 2017でした。でも何が楽しかったってぜんぶ楽しかったんだよなあ。最初から最後までずーっと。
【Love-tuneのセトリ】
なかでも特筆すべきはセトリ作りの巧さ。構成・選曲がほどよいバランスで成り立っていて、緩急の絶妙さといったらない。かといって"緩"の部分が休憩タイムになるわけではなく、きてほしいときにきてほしい"緩"と"急"の曲がそれぞれベストタイミングでやってくる。
あと今回のセトリは「今までのLove-tuneの集大成のようなライブに出来たら」といっていた通り、以前やったことのある曲も多いんだけど、「またこの曲か…」ではなく「あの曲きた…!」と思わせてくれる。それは常に新しいものを求められる場では簡単なことではないんだけど、それでもそのハードルを乗り越えているから伊達じゃない。
個人的には夏のEXでもそうだったけど、ファンサタイムがほぼないのもコンテンツの充実感をかんじられてとても好きです。
【映像とセット】
今回のコンサートでいつもとちがうとくべつな点と言えば、何と言っても「単独」であること。だからセットはすべてLove-tuneのためにつくられたものだった。照明の位置、色、動き、ドラムセットの位置、階段の場所、シンボルとなるグループロゴ。すべてLove-tuneがコンサートをするためだけにつくられていて、そのどれもが愛を感じるものだった。
なかでも映像はすごかった。クオリティがすごい、というより(?)こんなものまでわざわざつくってくれるんだというすごさ。烈火in帝劇や体育会TVの編集も、Dye D?前のハロウィンビートくんとらぶのアニメーションも、すみずみから愛情が感じられたしとっても素敵なものだった。たぶん、Love-tuneはスタッフさんから愛されたグループなのかもしれない。
【あいさつ】
This is Love Song前のやすいくんのあいさつ、Zeppじゅうのみんなが息をひそめて聞き入った。細かくなにを言ってたかということは正直思い出せないけど、とにかくやすいくんの話した言葉はうれしくて、心づよくて、すこしだけ脆かった。
「このチャンスが次いつあるかわからない」ということを臆せず教えてくれて、その上で「絶対に諦めません」「超えてやろうと思います」と、力のこもった声で締めくくった。そのゆるぎない覚悟に疑いの余地などなく、きっと誰もが信じること以外の選択肢なんて持ち合わせていなかった。
【Love-tune Liveはアツい】
本当にLove-tune Liveはアツかった。あの身体じゅうをほとばしるようなアツさっていうのはLove-tuneのコンサート特有のものだと思っていて、一度体感すればきっと忘れられない。声出して、腕振って、いまを楽しむことだけにこんなに夢中になれるなんて。Love-tuneはお客さんを巻き込んで"ライブな"コンサートをつくるのがとても上手で、Love-tuneの熱に客席も煽られて気づけばその両方の熱がZeppを渦巻いてくらくらと目眩がした。みんなLove-tuneが大好きだし、Love-tuneのコンサートが大好き、何より本気で全力な7人の熱に熱で応えたい。そんな気持ちだった。
最後にZeppたのしかったね〜って話をしてるときにとつぜんはぎちゃんは「でも課題もたくさん見つかったよね!!」って言い出した。となりのやすいくんはびっくりした顔ではぎちゃんを見たあとうれしそうに笑ってた。ほかのみんなも「向上心がすごい!笑」って、受け止めてうんうん同意してくれた。はぎちゃんの素直でいいところだし、らぶの寛容さ、モチベーションの足並み揃いも垣間見えてうれしかった。そのあとにはぎちゃんは「またライブやるぞー!!」って拳つきあげてお台場の海まで響き渡る声で言ってくれたから、それだけでもう十分しあわせだ。
終わった時、もっと本当は燃え尽き症候群みたいなかんじになるのかなと思ったら全くだった。いまはまだ山の麓で、これからもっとすばらしい景色を見せてくれるんだとハッとさせられた、その瞬間が本当にうれしかった。
ということでLove-tune Live 2018、期待してます!
そしてはぎちゃんもうすぐお誕生日おめでとう〜!(大事なことなので)
青い夏
キラキラが目に見えるようだった。
そんな、Love-tune単独 in EXシアターの夏。
OPは映像からはじまった。
みゅうとが手書きしてれおがPCで清書、はぎちゃんが名付けた"ビートくん"なるハート型のキャラクターが今回は「フェス形式のライブ」であることなどをテンポよく話したあとC&Rをはじめる。すでにこの時点で手作り感満載。なんかもう思わず笑っちゃうんだけど愛らしいというか。
ビートくん「らーぶ!」\らーぶ!/
「クラップクラップ!」
\(クラップクラップ)/
「盛り上がってくれるよなあみんな!?」
\そうだー!/
「あいつらの名前を呼んでくれー!せーの!」
\Love-tune!!/
1.Amazing Discovery
1曲目に選んだのはSMAPのAmazing Discoveryだった。バンドじゃない。EXシアターめいっぱいのサイズで作られた3階立てマンションみたいなセットに7人は配置よくおさまってあらわれた。まっすぐ遠くを見つめて、晴れやかな顔で。
これからはじまる楽しい予感にワクワクするような曲。この歌詞をうたい、そこに存在する7人を見上げているだけでアイドルの偉大さ尊さを途方もなく実感してしまう。
2.Hey!!Summer Honey
一曲目と方向性の異なる、だけどこれまたキラキラアイドル全開!な曲。全員セットの前に降りてきてダンス、ラップ、C&R、とらぶが得意な要素がたくさん詰まっていた。もうこの時点でたのしすぎてたまらない。
3.MU-CHU-de 恋してる
ハートのポーズをつくると必ずきゃああっと声が上がるのがすごくアイドルっぽくてうれしいし、大サビでバルコにぎゅーっと集まってくっつくのがもうオタクなら絶対大好きなやつ。ここの7人の笑顔とか空気がとても自然で、本当に仲良いんだな〜ってしあわせな気持ちになる。
4.CALL
むちゅーからのCALLという流れはすでにJr.祭りで体に染み付いていたので違和感なかったし、むしろむちゅーのあとにCALLでエネルギーを発散する流れが気持ちよかった。
5.T.W.L
なんどか声出しをしたあと曲に入るんだけどクリエの「自分のために」に引き続き女性には声が出しづらいキーだった。慣れたもの。らぶの選曲には基本信頼してるけどなぜか声出しさせる曲を間違いがち。たのしいからいっか。
それと大サビしょうきの「応援 マイクロフォンから君に向かい唄ってるんだぜ 届いてくれたらなあ…」がすっごくしょうきらしくて好きだったなー。ここのパートをしょうきに任せたらぶのセンスにもあっぱれ。
6.Rebolution
タオル!!!!!タオル売り切った曲!!!!!!すごい!!!!!!
(小MC)
7.Make it!
CALLにしろこの曲にしろ、クリエでは一曲目やECで歌ったらぶのオリジナル曲が今回のセトリにおいてはとくべつな位置でなく、他に紛れて点在してるところに夢があったし、らぶのセトリ作りがまたすきになった。
8.罪と夏
大玉転がしほどの風船5つぐらいぼーんと客席にはなって飛ばしてC&Rして、いそがしくてたのしくてなんだかあのバタバタしてめちゃくちゃな感じはすごく夏っぽかった。最後風船回収して袖に捌けさせるとき、必ず上下にダッシュしながら何個もせかせかと職人のようにさばいていくはぎちゃんの姿がおもしろいと話題に。(私の中で)
9.DJ MIX
れおが空男(ショルダーキーボード)を持って現れるとソロで弾き始めるんだけどモニターに抜かれる顔がかっこよすぎて、というか改めてとんでもない顔の良さを再認識させられて毎回客席からため息漏れる。
そしてDJ YASUIがターンテーブル(←スタッフさんのご厚意で用意してくれた)と共に登場。
-Everybody Go
やすいくん以外の6人でダンス 本家とはかなりテイストを変えた、クラブノリっぽい振付。
-Party don't stop
年下組3人だけでダンスののち3人でぐっと腕を絡めてそこから一気に螺旋のように体を捻って倒す人間椅子が、もうこんなに興奮するかというぐらい最高にたまんなかった。起きるときも3人が絡めた腕の力だけでお互いを支えていて、そういう姿にグッときてしまうのはなぜだろう。
-運命Girl
さっきまで見守っていたお兄ちゃん組さなもろみゅが手加減なしのダンスで対抗。パワーがちがう。
7人それぞれ「I」「L」「O」「V」「E」「Y」「O」「U♡」あり。かわいいすぎる。
10.Take Over×FOREVER
ここでこれ出してくるか〜!って唸った。ドリボではぎやすさなみゅがやってた、その時の4人の代名詞的なパフォーマンスを今度は7人で。
FOREVERの大サビ「雲をつかむようなFantasy〜」から土台(はぎもろれお)の上にあらんとやすいくんが乗りさなみゅはそれぞれ乗った人の手をしっかり握って支える隊形を組む。迫力とエネルギー放出量がものすごい。思わず「うわー…」と声を出して口があいてしまうような、ただただ圧倒される光景だった。
それと、「どんな時でも守り抜くよ」で前に出てくるはぎみゅがお互い顔をつき合わせて絶対目を離そうとしない、誰にも邪魔できない2人だけの世界がわすれらんない。ちょっと余裕の表情してるみゅうとに対してはぎちゃんが戦闘態勢で挑発してくんだけどライバルとかそういうのじゃなくて、幼い頃からそうしてきたみたいな、あの時間だけは2人に血の繋がりを感じずにはいられなかった。
後半の2曲同時の場面は
FOREVER:さなはぎらんれお
Take Over:やすもろみゅ
11.Otherside
ここまで上がってきたボルテージが最高潮に達する曲。これほどの熱気に会場が包まれるまでの、その持っていき方が上手いなといつもおもう。
11.SEVEN COLORS
7人横並びでうたいはじめた瞬間に上のライトがパッと7色に会場を照らす。もちろんらぶのメンバーカラー、立ち位置通りの配色で。こんな些細な瞬間に、"ああグループなんだな"ということを思い出して感慨深くなってしまう。
ペンラ演出中、緑や黄色になるとはぎみゅがお互い「きゃー!」って手を振ってよろこぶのが定番になっていてかわいかった。紫になると2人であらんに「きゃー!」ってする。ピンクではぎちゃんがニコニコとやすいくんを指さしてたのも微笑ましかった。やすいくんがそれに気づいてないのもまた。
MC
13.Love Wonderland
スタンドマイクで振付はぎちゃん、構成あらん、選曲やすいくん。
みんなにやってほしくて簡単にできる振付を考えてきたのでお客さんにもやってほしいです!って言ってAパターンBパターンの振りを教えてくれるんだけど初日、予想以上にお客さんから難しいという反応をもらってしまい、ずっと困ったような顔をして、メンバーが助け舟だしてくれたりしながら指導するはぎちゃんがかわいそかわいかった。
安「これ、ほんとはもっと難しかったんだよ?」でもはぎちゃんは「Love-tuneのファンならできる!!」って信じて聞かなかったらしい。指導中も「大丈夫!みんなできてるできてる!」って何回も言い聞かせながら笑顔なんだけどちょっと焦っていて、だけどお客さんのやる気を削がないようにできるだけやさしい口調でそう言いつづけるはぎちゃんがいとおしかった。踊れると満面の笑みで「よくできました〜◎」って褒めてくれる。
最初は難しく感じたけど、簡単すぎず難しすぎず、踊れたときの達成感もあり、愛着の湧くような振りでとても程度がよかったんじゃないかな、と思うよ、はぎちゃん。
14.BOMB(さなみゅ)
Love-tuneの時とはちがう、さなみゅならではの空気とダンスがあって、すごくたのしそうにがっしがし踊ってるのが印象的だった。かっこいいんだけどたのしそう。
15.GUTS!(もろはぎれお)
へっぽこ野球部、"弱くても勝てます"。
寸劇とミュージカルのような演出。たまにはぎれおがおかしなキャラをはじめるのでしょうきが扱いに困っていた。
16.My girl(やすあら)
王道だけどLove-tune全体にはない雰囲気で、セトリのなかではここだけ他とちがっていた。きまぐれなスポットライトの動きを自分に振り向いてくれない女性に見立てたシンプルな演出、こういう頭の良さ・発想の豊かさを感じる演出は大好き。
17.Tell me why
稼動式の階段に7人が座ってたり立ってたり。歌詞の世界観をあらわす表情が7人7色だった。ひとりひとりにストーリーがあって、ドラマか映画を見ているような満足感。悔いたり、呆然としたり、嘆いたり、各々の曲へのアプローチが興味深くて見惚れていた。
18.僕らのこたえ〜Here we go〜
ステージ中央を塞いでいた背中合わせの二つの階段が強いイントロと共に開くとそこから光が差し込んで横並びの7人がシルエットになる。前の曲で使っていた階段を捌けさせる工程を演出に変えてしまう機転の良さがすごいところ。
間奏で残りのエネルギーをすべて出し尽くすようなV字フォーメーションのダンスが至高で、見ているだけで体が熱くなるような、瞬きすることさえ忘れるほどだった。
最後のソロパート、「時代へ…」を歌いながらとどめを刺すように、客席ロックオンした目の瞳孔をどんどんかっぴらいていくはぎちゃんにゾクゾクした。そんなこともできるのか、、
19.Finaly Over
オーラスにて、はぎちゃんの腰がドラムの椅子からふわっと浮くのを見た。浮いた瞬間、左手で軽くクラッシュシンバルに触れながらそれを殴るようにして叩いた。もうこのまま体もドラムも壊れてしまう、と息を飲んで見つめていたけれど、でもたぶん、本人はそれでもかまわなかったんだと思う。
20.NO WAY OUT
ペンライト置いて、スタンディングの客席から上がった無数の手がクラップしている光景が、まさにクラファイの世界だった。あの世界にいるような錯覚に陥ったけど、今起きてるのは錯覚でもなんでもない現実でLove-tuneというグループがあって、それは当時見た夢なんかよりもっとずっと素晴らしい光景だった。
21.夕闇トレイン
照明はぼんやりとしたオレンジで、まさに夕暮れ時のような雰囲気に一変したEXシアター。
はぎちゃんのパートが「濁した言葉尻の理由も」、やすいくんがさらに「聞けなかったな」でハモる。やすいくんはドラムのはぎちゃんを振り返って、はぎちゃんもそれにやわらかい表情で応え、目を合わせながら歌う。ああ、相変わらずやさしいなと思った。いつでもこのふたりはお互いに対してありったけのやさしさを持ち寄ってしまうんだよ。それがなんだか切ない。
ラストの「まだ恋している…」は1回目がしょうき、2回目があらん、3回目がはぎちゃん。三者三様の歌い方と、甘く憂いを帯びた声がとってもよかった。
EC
モニターにとつぜん、
「Love-tune Summer Vacation 2017」
と言う文字がゆっくり映し出される。
それからMy loving SeasonがBGMとして流れはじめ、写真が映る。一瞬「(なんだろう…?)」って混乱したあとたぶん会場にいたほとんどがすぐに「バンド合宿だ…!!」って気づいた。もうこっからの初日の驚きどよめき歓声はものすごかった。
スタジオらしき場所ではぎやすがギター抱えてる写真、れおがキーボードの前でにっこり微笑んでる写真、前髪ちょんまげにしたやすもろがBBQしながらトング掲げて楽しそうな写真、さなみゅがサングラスしてキメてる写真、あらんが海辺で両手ひろげて気持ちよさそうにしている写真、何人かがジャンプしてる写真、砂浜に"Love-tune"て書いた写真、それを囲んだ7人が本当にいい顔で笑ってる写真……
こういうの、全部全部みたかった…!!!!
目の前で起きていることがうれしすぎてありがたすぎて、今にも泣き笑いしそうなところに流れてきたのが
EC1.I Scream Night
ずるかった〜… みんながこの夏たのしみにしてたあのイントロのメロディーが、これ以上ベストなタイミングはないってところで流れてきた。歓喜に包まれた会場にまずやすいくんが歌いながらでてくる、そしてあらん、はぎみゅ、さなもろれおの順。
全員揃ったところでサムズアップしながら「Cause Welcome to I Scream Night降りそそげ愛のシャワー」
会場みんなで右手掲げてるあの時間がしあわせでたまらない。そしてあのステップ。無性にたのしくてたのしくてたのしくてしかたなかった。オーラス、最後の長い長いアウトロで「Love-tune集合!」ってやすいくんが言うとすぐに7人ぎゅっと集まってすっごくたのしそうな顔で肩組んで。そのままステージの上下へ移動してひたすらジャンプ!ジャンプ!
もう、この時間が永遠につづけばいいのに…!!って心の底から何度も何度も思ってしまうくらい、何もかもを突き抜けてただたのしくて、ステージにはキラキラした粉でも舞ってるかのように輝いてみえた。やっぱり本人たちが楽しんでいることが自分にとってもいちばん楽しいことだなと思う。
曲が終わると7人ひとりずつひとこと挨拶。美→長→真→諸→萩→顕→安の順なんだけどこれがとても絶妙。しょうきまではその前のメンバーの流れをくんで話すんだけどはぎちゃんやあらんは流れを気にせずマイペースにしゃべり出す。そして最後に必ずやすいくんが締めてくれる安心感。
WEC.自分のために(オーラス)
出てきてゆるゆるとトークして、もう一曲やるか!ってなると客席から\こーるー!!/って声が飛び交う。
「CALL!?それはムリだー(笑)」って言ってそれぞれがちょっとお仕事モードの顔してメンバー見てる。
「今まで結構やってきた、みんな知ってるやつがいいよね」ってなるとさなぴが思いついたようにまずやすいくんに耳打ちをした。「ああ、いいと思う」ってOKが出るとさなぴは他のメンバーにもひとりずつ耳打ちで伝えてく。
「ラストいくぞー!自分のために!」
CALLっていうリクエストがあって、正直オーラスのなんでもアリ感だってあったのに、CALLを選ばなかったことにハッとした。いくらお祭り騒ぎになったって常に冷静にものごとを俯瞰できるモードのスイッチはもってるし、後先考えずにノリで決断しない。CALLはらぶにとって大切な曲だから、100%の状態で披露できないなら選択はしない。それがうれしかった。
でもやっぱり「自分のために!」って言われたときの会場の\ズコーッ/感(笑)。なんて言いながらまあそれが楽しくもあり、やけくそになって音程なんか気にせず声を出しまくって、結局最高のしめくくりだった。
ラストは「俺たちとみんなでー?」
\Love-tune!!!!!!!/
とびっきりのいい夏だった。
最終日の朝公演、「夏の終わりってさあ、なんか寂しくなるよね〜」って誰かが言いだした。
「今日で最後か〜」「あっという間だね」
「でもさあ、修学旅行も海外旅行も3泊4日ぐらいがちょうどいいんだよ!」
Love-tuneの夏は、修学旅行が終わるときのあのなんとも言えない感傷的な気持ち、楽しさのなかにほんのりそれがあった。Love-tuneはこれからも続くしまたすぐ新しい現場は待ってるのに、それを分かっていてもいまの時間を終わらせたくないとつい思ってしまうほど、本当に楽しかった。
あれはきっと、青春だな。
いや、夏だから青夏かな。
はじまりのステージへ【Love-tuneクリエレポ】
客席につくと、ステージでは真ん中にドラム、そしてベースにギター、ショルキー、サックスがすでにセットされ、静かにスポットライトを浴びている。こっちはもう準備できてるよ、とでも言うように。
5/17夜の最終公演は18:03頃という少し押した時間に開演した。たぶんゲストなどがさらに増えその打ち合わせなどがあったのかもしれない。
客席からのLove-tuneコールは揃っていて、しばらくすると円陣の声が聞こえてきた。
OVERTURE
曲が流れ11列〜12列目のお立ち台に登場する7人、鮮烈なピンクの衣装とスポットライト、それ以上に輝く顔は目の覚めるようなかっこよさ。
そして強めのインスト曲はそのまま
1.CALL
のイントロへ突入。
初めてのオリジナル曲CALL、Love-tuneが正式に7人になって初めての単独コンサート、1曲目の選曲としてこれほど真っ当なものはないし変にひねることなくストレートにこの曲を持ってきたところが好感度高いな〜。
らぶ担しかいないのもあって、「フ〜!!」や「Hey!!」を全力でやるのがめちゃくちゃに楽しかった。
2.レスキューレスキュー
「for your peace♪」で必ず客席から「ぴゃ〜〜」という声が漏れる。(あまりのかわいさに)
3.Keep the faith
この曲から萩ちゃんが乗ったドラム台の四隅についてるポールを掴んでメンバーがドラム台ごと動かし、下手上手へといっしょにつれてってくれる。まるで犬の散歩みたいな気軽さで。
たぶん、ドラムの人がドラム台ごとステージ動き回るなんてこんな光景、ふつうだったら笑ってしまうんだけど、すっっごく感動した。ドラムで動けない萩ちゃんを仲間はずれにしないでくれる、それも自らの手で動かしてくれる、待ち望んでいた、というかLove-tuneができる前はもはや諦めて仕方ないと思っていた光景を叶えてくれる、こんな素敵なメンバーがいることが心からうれしかった。
4.自分のために
声出しタイム!「走れ 走れ 自分のために〜」を歌うんだけどまあ女性にはキーが低い。オーラスでの出来事ではないんだけど、あまり声が出ないでいる客席を察してさなぴが「女の人には低いよね。たぶんJUMPの曲とかの方が合うでしょ!」って(笑)でも救われた。他のメンバーはこの曲が女性にはキーが低いこと、あまりわからなかったみたいだから、さなぴのひと言でみんな理解してくれたし、すごくやりやすくなった。こういうことを気づける人がひとりでもいるとこちらの気持ちが全然変わってくるもので。
ミニMC
◇和コーナー
下はJr.祭りで登場した赤黒新衣装のパンツに、上は今回衣装さんがそれぞれの個性に合わせて作ってくれたという和装。RPGみたいにしたいね、というアイディアからだそうで、ちょっと形や配色がファンタジーっぽく、天才だと思った。
◇5.MOON
緊張感漂うなか、沈黙を破るように翔希の力強い和太鼓がはじまり、ドラムにスタンバイした萩ちゃんとのリズミカルなセッションにつづく。徐々に高揚してきたところでそのセッションをバックにさなみゅがそれぞれソロで踊り出し、2人もギター&ベースに加わる。そこから一気にテンポは加速しどんどん盛り上がってきたところに上手から登場した顕嵐、下手から登場したれおが対峙し、刀を振りかざす顕嵐に対しれおはまさかの素手(アクロバット)で応戦。もうすでにこの時点で血は沸きまくっている。
絶頂にヒートアップしたところで突然「タラララン♪」と雅な音をきっかけに時がとまる。
ピンスポに照らされたセット上段中央に目をやると、般若のお面で顔を隠し番傘を持った安井くんの姿が。そのままゆっ…くりと面を外し妖艶な表情を見せる様子はさながら花魁。そしてMOONのイントロが流れる。
ここまで登場人物全員強い。
言い方はあれなんだけど何というか心の盛り上がりは応援上映のそれだった。場面が展開されるごとに「うお〜!!」と興奮の声を上げペンラを振り上げたくなる感じ。
楽器隊はそのまま演奏しながら歌い、やす→あら→さなみゅ→もろれおの順でパートを繋ぎ前に出てくる。大サビが近づくと立ち位置を移動し、7人はステージ中央に縦一列になる。前からみゅ→さな→もろ→はぎ(ドラム台)→(階段上がって)やす→れお→あらん これがまあ〜〜最高なこと。豪華絢爛の4文字。
大サビ「一夜限りの〜羽ばたく蝶になる」は萩ソロなんだけど、儚くて艶っぽくて苦しくて甘い毒だった。初日はここで「ひゃあっ…!」という声が各所から漏れていたし、要はそういうこと。
◇6.PSYCHO
サイコー。(定型文)
いや軽く言ったけどこれが本当に最高で。この曲はクリエで初めて知ったんだけど、らぶにすごく合っていていいなーいい選曲だなーと思った。
妖艶なMOONの雰囲気から一変、花魁だった安井くんが「Get ready to rumble〜!」とがなるように煽るのが超かっこいいし空気を変えるのが上手い。「Now are you ready」でクラップクラップ。Aメロから踊り始めて「脳内再生 快楽を〜」のラップを歌いながら「crazy ×2」で腰を突き上げる萩ちゃんアアアアア。(頭抱)
そして全員懐から赤や金の入った扇子を取り出しそのままサビに入るんだけど、頭の上で扇いだり顔に添えたりと扇子を活かした振りになっていて最高。はぎみゅが向き合いながらお互いの顔を客席から扇子で隠すのも最高。扇子というアイテムがここまで最高なものとは知らなかったよ、、
後半「騒ぎたいだけ〜」で安井くんを中心に囲み、全員で肩をはだけさせるチラリズムが抜かりない。
◇7.SHE!HER!HER!
PSYCHOのアウトロ「キンッ」という刀の交わるような音で畳んだ扇子を顔に添え照明はシルエット状態。そこから間髪入れずSHE!HER!HER!に入る。もちろん振りは扇子を持ったまま。
8.Otherside
ここからは赤黒衣装でさなぴが本家MIYAVIさんさながらギターソロで煽っていく。客席からもフ〜!という声が上がって、Othersideへの持って行き方に気迫と気合いを感じた。和コーナーから徐々に上がっていたボルテージはここでMAXになってとんでもなくアツい!
萩「Hey Just stay Don't go away!」
萩安「Hey Today is another day!」
萩安顕美「Hey We say Don't be afraid!」
全員「Hey No way We naver change!」
と、ギターさなぴを真ん中奥に配置しそこからV字のフォーメーションを組み、端からひとフレーズごとスポットライトが当たり、どんどん人数が増えていくのが天才演出だった。萩ちゃんは間奏でプルーーーハー!と、尊先木村さんを彷彿とさせる巻き舌をしそのまま上記のソロに突入。
9.SEVEN COLORS
1年前、まだ4人か7人か分からなかった時のクリエのアンコールでもこの曲をうたった。正式に7人になって、また改めてクリエで歌う意味を噛みしめた。
10.MU-CHU-DE 恋してる
あのハートを作るとキャー!♡という声が上がり、本人たちがハニカミながらうれしそうなのが伝わってきて微笑ましかった。サビに入ると客席降り。アウトロで顕嵐→翔希→安井くんと、Jr.祭り同様の煽り文句。
11.NO WAY OUT
顕嵐が煽る煽る。そしてこの曲だけはペンライトを置いてくれませんか、と。
始まるとたくさんのこぶしがステージに向かって、音に合わせて突き上げられる。もう、
楽しい!!!!!!!
のひと言。例のモロの煽りがあってひたすら「へい!へい!へい!」と、ただそれだけのシンプルなものなんだけどとにかくどんどん楽しくなって、会場が熱を帯びていくのを身を以て体感した。大サビ顕嵐の「いつだって いつだって〜」のパートはクラップに変わるんだけど、みんな手に何も持ってないからすぐ対応できるし音も出る。もう一体感のすごさに鳥肌が立った。熱気で靄がかかって、ステージはシンプルな白いライトだけで照らされて客席には光がなくただ身ひとつで楽しむ客がいる。ライブハウスみたいだった。
いや別に、アイドルのコンサートがライブハウスになる必要も、だから偉いって話でも何でもないんだけど、あのNO WAY OUTという曲でそういう現象になったこととあの雰囲気をつくりあげたことが本当にすごいと思った。
MC
12.Secret Lover
静寂のなか下手から顕嵐がジャケットを肩にかけ、スポットライトを浴び歩いてくる。客席に向かってひと言「チカヅキタイ(囁き)」
\キャー!♡/のなかイントロへ入るとセット上段から同じくジャケットを肩掛けし細身の黒スーツ細身の黒ネクタイ姿で萩ちゃんさなぴも登場。
ゆるゆると体を揺らす萩ちゃんの体のラインが艶かしい、「Girl, 少し戸惑った顔も Beautiful」「Oh 人ごみに紛れてHold you close」「甘い過ちも」の声は骨がとけるほど甘い。
後から登場しながら歌う翔希の「まやかしの夢だとしても」も、きっと翔希の歌声を聞いたことない人にも一瞬で伝わる美声だった。
中盤「離さない You're my Seacret lover 忘れない You're my Seacret lover...」で全員横一列に並び右隣の人の肩に手を置いた状態で右へ左へリズムに合わせながら腰を振る。あまりのセクシーさに思わず口を塞いでしまった。
13.My Love
椅子を使ったパフォーマンスにハズレなし。
14.恋を知らない君へ
萩ちゃんがリズムをとってれおに合図をするとはじまるんだけど、萩ちゃん、伴奏がはじまって軌道にのるまでれおのことを見て歌っている。このへんまでくれば大丈夫、と思ったところで客席に体を向き直す。ちょっとつまづくとまたれおの方に体ごと向けやさしく真剣な表情で落ちつかせるように手と全身でリズムをとる。
ある回、れおの伴奏が一度つまづいた後なかなか立て直せないことがあった。萩ちゃんはその間もれおのことをしっかり見つめて、不安定なピアノの音でもほとんど音をはずさず歌った。自分がしっかりしないと、という責任感みたいなものがあったと思う。れおの成果を披露する場だから、歌で支える。
萩ちゃんだけソロがあっていいな、という声を耳にしたけど、"ソロ"という言葉にはすごく違和感があった。確かに歌ってるのは萩ちゃんだけなのでまあそれはソロと呼ぶのかもしれないけど、あくまでも伴奏のれおが主役の曲だと思った。れおの伴奏があっての歌。
加えて、きっと歌が萩ちゃんだったことに意味があったのだと思う。2人で楽器屋さんに行ったり、先生と生徒のような関係でピアノを練習したり。信頼関係を築いてきた2人だからこそできたこと。2人で作り上げた恋を知らない君へだった。
コント私立Love-tune学園〜モロササイズ
※セリフや流れはニュアンス
ステージが暗転すると通路のお立ち台にモロ先生登場。修学旅行でハワイに来てるらしい。ここでひとり小噺。ゆるくてかわいくておもしろい。今考えればあのはぎれおの雰囲気の後にコントって、普通の構成じゃ考えられないんだけど、それを可能にしたのはここの翔希の手腕だったな〜と思う。
ステージにはいつの間にか体操着姿の生徒たちが現れ6人仲良く布団で寝てるらしい。モロ先生はそんな6人の様子を確認すると一旦その場を立ち去る、のだがこの後事件は起こる。
モロ先生が立ち去ったのを確認した美勇人が「よし、枕投げやろうぜ!」と声をかけると盛り上がり出す一同。「先生に怒られるからやだよ」と寝ようとする萩ちゃんも御構い無しに5人は枕投げで集中攻撃。しばらく叩かれた後我慢できずにキレまくり、「もういいよ!海潜ってくる!怒」などと言い萩ちゃんは部屋を出ていく。
そして枕投げは再開。美勇人とれおの一騎打ちとなったところで美勇人に煽られたれおは「完全にプッチーン」と言いながら思いっきり投げてしまう。嫌な予感は的中し、遠くからは「パリーン!」という壺の割れる音。
あーあ、となるも「美勇人くんいつもそうですよ。ながつのせいにして」となぜか顕嵐は食い下がっていた(笑)
そしてれおは正直にモロ先生に謝りに行こうとするもその足を引き留める美勇人。
美「いいんだよ…バレてないんだから…」(皆「本性が出たー!」)
〜ここで怪しげな声と気配〜
謎の声「み〜て〜た〜ぞ〜」
皆「だ、誰っ…!?」
姿を現わす謎の声の主(ハゲヅラの神ちゃま)(中身は萩ちゃん)
初日はここでのざわめきがすごかった(笑)
神「この旅館の神だ」
皆「神!?なんか思ってたビジュアルと違う…」
神「そんなことよりさあ、な〜にやってくれちゃってんの。壺、割れちゃってるよ〜。そこの山芋みたいなやつ(と美勇人のことを指す)」
美「え、おれ!?」
神「そうだよ君だよ。君のせいで割れちゃったんだからさ〜謝ってきなよ。」
美「えー」
神「しょうがないなあ、ヒザカーユ(手をかざして呪文をかける)」
美「え!?膝がかゆい!なにこれかゆい!ひじはかゆくないの!膝がかゆい!」
神「言うこと聞かないとお仕置きしちゃうよ〜」
騒がしい声を聞きつけモロ先生が部屋に戻ってくる
モ「お前らうるさいぞ!隣の部屋まで声が聞こえてるんだよ!」
皆「すいませ〜ん」
神「(小声で)阿部、阿部。先生のおっぱいを揉んでこい」
顕「えー」
モ「何だよ阿部!」※モロ先生に神ちゃまの声は聞こえてないらしい
しぶしぶ真正面からモロ先生のおっぱいを両手でガッと掴む顕嵐
モ「おい何だお前!!立ち位置被ってんだよ!!」
皆「www」
しばらくモロ先生へのいたずらが続くも満足したのか
神「よし、壺は直しといてやる。ツボナオール(呪文)」
皆「ありがとう神ちゃま!」
どういう流れだったか忘れたがここでモロササイズが始まり萩ちゃんもラジカセを手に戻ってくる。
※ここまでは主に初日、そして前半日程の流れ。後半は顕嵐さなぴは神ちゃまのことが見えない設定で、モロ先生も神ちゃまのことに気づき神ちゃまから「そんなに怒っちゃだめだよ〜」と指導方法を改められる。「あれをやればいいんだよ」と言われてモロササイズの流れ。
モロササイズ
15.罪と夏
体操着姿、ダンボールに「愛音号」と書かれた船の絵にみんなで乗りこみワイワイ。振りつき。
曲が終わると生徒たちはハケ、ステージにはピンスポを浴びたモロ先生ひとり。
モ「ありがとう、神ちゃま」
ここで本当はモロ先生にも神ちゃまの声が聞こえていたことが判明
神「いえいえ〜そんなことよりモロさん、そろそろ天界には戻ってこないんですかぁ〜?みんな寂しがってますよ〜」
モ「俺はまだこっちでやることがあるから。神ちゃま、元気でな。」
神「あ〜い」
モ「ふ〜あいつらも言うこと聞いたし、おれも行くとするか〜。(客席に向かって)あ、みんなにおれの一番好きな呪文をかけてあげよう。"Love-tuneのことがもっとも〜っとスキニナール"*・゜゚・*:.。..。.:*・」笑いながらハケていくモロ先生。
モ(声のみ)「あ、ところで今みんなにかけた"Love-tuneのことをもっとも〜っとスキニナール"だが、まだこの呪文を解く方法は解明されていないらしい。ということでみんな、これからもLove-tuneのことを末永くよろしくな!」
16.Master piece
ドクン、ドクン、と心拍音が響き、照明が点滅。空気が一変しマスピのイントロへ。
17.アイノビート
背中合わせのらんれおを他5人が囲む構図、萩安のハイタッチが滾る。
18.Revolution
バンド。このへんからはもうひたすら楽しくエモかった。
19.言葉より大切なもの
「言葉では伝えられない、言葉よりも大切なものを伝えたいと思います。」安井くんのひと言がありイントロ。
顕嵐が「切り取ったメロディー繰り返した忘れないように」をとても丁寧に、力を込めて歌っていて、声もすごくよかった。その後の「言葉よりも大切なものここにはあるから」では翔希が「言葉よりも大切なものここには、あるよなあみんなー!?」\そうだー!/
会場全員でうたうのが素敵だった「疑うことなく旅する雲が素晴らしい今日もあなたよりも大きな愛はどこにもないんだよ」という歌詞。
EC1.Make it(表記は不明)/作詞:真田 作曲:萩谷
萩ちゃんを筆頭に出てくるとそれぞれの楽器にスタンバイ。
萩「最後だぞ!もっとやりたいよなー!」
客「イエーイ!」
萩「その声に今から答えます」と言ってドラムにスタンバイ
さなぴから曲の説明
真「この曲はLove-tuneのファンと、Love-tuneのために書きました。歌詞に出てくる"きらきら舞い散るよ 幾千もの願いが"というのは、普段みなさんが『Love-tune売れてくれー』とか、(会場笑)『もっと大きいところで見たい』とか言ってくれる言葉を声援として受け取っています。その願いはつまりファンの皆さんのことです。その後に"溢れ出す光"という歌詞もあるんですが、その光というのはこの7人のことだと思っています。願いと光が繋がったとき、見える新しい景色をお前ら見たいかー!」\イエーイ!/「年齢関係なく盛り上がれるかー!」\イエーイ!/
萩「聞いてください、めいくいっと!」
みんな真剣な顔で、でも楽しそうに演奏してる顔が眩しかった。
初めて聞いたとき、萩ちゃんが作曲した、という事実に精一杯でメロディーや歌詞をじっくり味わう余裕なんてなかったけど、とても素直で明るくひらけた曲だなと思った。AメロBメロは行ったり来たり、ちょっと複雑なところからサビに入ったとたんすこーんと抜けるように素直できらきらして明るくキャッチー。時折センチメンタルな音と歌詞が耳をかすめる。
きっとこのクリエ期間にこの曲は育ったのだなと思った。人前で披露することによって7人以上のひとの想いが乗っかり、より重みと意味を増した。とても大切な曲になった気がする。
気づくはずさ いつもここに
仲間がいるよ 駆けだそう
きらきら舞い散るよ 幾千もの願いが
僕らを導いてくれる 見てみて
溢れ出す光が 僕たちを繋いでいくよ
もう一人じゃないんだほら 世界を変えてこうよ
We can make it a whole new world
EC2.SHAKE
イントロがはじまるとわっくわくした顔で顕嵐が「さなシェイク♪さなシェイク♪さなシェイクの時間だよ♪」とさなぴに向かって煽りだすのがかわいい。
客席に降りる人は降りたり降りない人はステージに残ったり自由な時間。
WEC.前向きスクリーム
去年もオーラスのトリプルアンコールでこの曲を歌っていて、その時の感情と今の感情がちがうのが面白かった。一年経つと、同じ曲を歌っても意味が変わってくるんだね。
最後にひと言ずつ挨拶
顕嵐「凄いみなさんが熱くて、こっちまで感動しちゃいました。今日は本当にありがとうございました!」
怜央「一日一日成長できて、みなさんと時間を共有できて幸せです。………お前ら全員宝モンだああっ!!叫」
さな「ながつに負けないように俺たちも成長していくんで次会うときまでお前らも成長してこいよ〜!フ〜!」
翔希「今日俺らとすごした幸せな時間を絶対忘れるなよ〜!なあみんなー?」\そうだー!/
はぎ「そしてまだまだ僕たちと思い出つくっていきまっしょーついてきてくだっさい!ありがとうございましたー」
みゅ「明日から学校とか仕事とかあると思うけど、頑張って夏とか秋とか冬とか、また会おうぜ!」
やす「俺たち何があっても負けないで上に突っ走っていきたいと思いますのでみなさんついてきてください!」
幕が閉まる寸前どこからともなくふらーっとステージ真ん中幕ギリギリまで出てきてそのまま幕が下がり切るまでしゃがんでこっちを見つめる萩ちゃん(笑)幕が降りる時の萩ちゃんっていつもあっさりしてるしこういう行動は意外だったなー。たのしそうでうれしかった。
3EC.緞帳前挨拶
萩ちゃんと顕嵐はリハ着楽屋着のようなものを着てる。
れお「さっきあんな(アツい)こと言ったからまた出てくるの恥ずかしい…」って照れ笑いするのがかわいい。
もうひとりずつは喋ったから、ってみんなで振り返りつつゆるく話しながら。
安「でも俺ら頑張る頑張るって言ってるけどさー、頑張ってもだめなときがあるんだよ。」
ちょっと眉を下げて困り笑いしながらそう言った。
萩「全力でやってるからね、」
誤解を生まないよう、会場の雰囲気をフォローするようにこやかに。"全力でやってるからね、"いいんだよ。と、安井くんを励ます言葉にもきこえた。
安「俺らだけではどうしようもできないことがあって。だからみんなが『もっとLove-tune見たい!』とか言ってくれるともしかしたら上の人とかがじゃあLove-tune〜しよう!(言葉を濁す)ってことになるかもしれないから。よければ、ね。よろしくお願いします。」
クリエという小さな箱の、味方しかいない空間だからこそ言えたことだと思った。
頑張って頑張って、それでも道は拓けなくて願っても叶わなくて、推される後輩はたくさんいて。本気でやってるからこそ本気でだめかもしれないと思ったり。Love-tuneは本気なんだなって、本気で上を目指すため試行錯誤してやってんだって、その時の7人の表情を見て痛感した。「頑張れば夢は叶う」なんて無責任なこと言えない、無責任な夢を見せられない、けど。
私自身今までアイドルを応援する上で頑張るようなことはしたくなかったんだけど、Love-tuneにとってプラスになるなら、私にできることはなんだってしたいと心から思った。絶対デビューしてほしい。
そして最後にみんなで地声で
「ありがとうございましたー!!」を言って終演。
客席からはあたたかく大きな拍手が起こった20:03。持ち時間めいっぱいだった。
全10公演、本当にお疲れ様でした。Love-tuneが正式に7人になって初の単独公演、すっごくたのしかったです。きっと夏はもっとたのしくなるんだろうなと早くも8月を待ちわびてしまうような公演でした。
そして結成1周年おめでとうございます。あの一年前の私たちの気持ちを、たった一年でここまで引っ張り上げたのが本当にすごいことだし並大抵のことではなかったと思います。Love-tuneならもっといける。これからもずっと変わらずこの7人で!
Love-tune記念日、ひとつめ。
そんなエゴにまみれた儚い願いは、言葉に出したらもっと執着してしまいそうで、なかなか躊躇っていたけれど、それでもその願いが叶わなかった時、未来の自分が相当なダメージを受けるリスクを負ってでも、今は安井くん、美勇人くん、萩谷くんの3人に賭けたい、と思っています。
大人になっても
「大学に入り、音楽論を学んだり、自分で曲を作ったりと音楽のスペックを上げています。Jr.でライブが出来る機会があったら披露したいです。ぼくたちはバンドを組んでいますが、正式なグループではないのでなれたらいいし、ライブもしてみたい。今はそれを目標に頑張っています。Jr.にもたくさんグループがありますが、正直羨ましいです。仲良しごっこがしたいんじゃなくてぼくも同じ土俵に立って、来年は戦いたいと思います。」
女性セブン、 2015年12月24日号での萩谷くんの記事。
「(安井、真田、萩谷、森田の4人で)Love-tuneってグループ名がついたんですが、それで舞い上がるようなことはありません。大事なのはこれからだと思います。ぼくらはバンドをやっていますが、バンドメインのグループではなく、ひとつの武器だと思っています。ジャニーズである以上、ダンスはできて当たり前だと思うし、歌やアクロバットもやっていきたいと思っています。誰からも『なんかいいよね』って言われるグループを目指します!」
同じく女性セブン、2016年4月7日号での萩谷くんの記事。
Jr.のファンをしていてこんなにうれしい言葉はないでしょう。何がうれしいって、これがファンを喜ばせるために言った言葉ではなく、萩谷くんが心から本当に思っている決意の言葉だったこと。
しかも今こうして見ると、そのほとんどが現実のものになっている気がする。私はJr.という絶対のない世界で、こんな勇気のいる発言ができる萩谷慧悟くんの心意気を買っているのだと思う。
人は大人になる。大人になるにつれ、何かに妥協して諦めたり、面倒くさいことは適当に流してしまうことが増えていく。それが処世術、ってもんでもあり。
でも萩谷くんは、よくもわるくも「暗黙の了解」という言葉が通じない人間だから、気になったことは放っておけないし、みんながなんとなく口にしない言葉もはっきり言ってしまう。
大胆な発言は時に周りを困らせるかもしれないし、煩わしいと思われるかもしれない。
でも、やっぱり萩谷くんはそれでいいし、そのままがいい。
強く意思のあることに対して遠慮なんてする必要がなくって。意思や夢を言葉にできる、それはとても頼もしくて輝かしくて若いことだ。萩谷くんの言葉にはエネルギーがつまっているし、やがて翼がはえて大空を羽ばたく。
今はただ次の萩谷くんの夢を、萩谷くん自身の言葉で聞ける日を楽しみに待っています。
いつまでも少年のような無垢さと穢れなさを心に秘めた大人になってください。
萩谷慧悟くん、20歳のお誕生日おめでとう。