Love-tune Live 2017
終わってみて、すぐには言葉など出なくて、それでも二週間経って思い返すならあれは「アツかった」な。と、安い表現だけど今ではそう思う。
アツかった、すべてが。
Zepp単独が決まった日から、それに関連する対談の記事が雑誌に載ったり、ライブのタイトルロゴがMyuto Moritaデザインだったりいよいよチケットが届いたりグッズのTシャツがかわいかったり…公演当日はもちろん、そこに至るまでの「初めて」にファンのみんなで盛り上がるっていう、そのすべてアツかった。
開演18:00
暗転すると高揚感を増すようなインストが流れ、ネオンで輝く「Love-tune」というとけかけのチョコみたいな縁取りをされたロゴがステージの下から上へ色を変えどんどん上昇していく。ドキドキしながらそれを見つめて、上がりきったところでついに幕が開くと、中央ドラム付近に集まった7人がこれ以上ないくらいかっこいい出で立ちで待っていた。
1.CALL
今までの集大成のようなライブにしたい、と雑誌で言っていたので、一曲目にCALLを持ってくるど直球さに痺れた。そして一曲目とは思えぬC&Rの盛り上がり。らぶ担、コンサート前に声出し練習してきてるとしか思えない。
2.Finaly Over
一曲目から全力を出しすぎているのですでに記憶ない。
3.T.W.L
事前にらじらー経由で「調子どうよ?」のあとの「どうもこうもないよ!」はお客さんみんなで言ってほしい!とのしょうきからのリクエストがあったのでここの一体感・達成感はひとしお。すごくたのしいし、大事なソロパートをおすそ分けしてくれてありがとうだ!!
それと曲前の名前コールもうれしい。大きな声でみんなの名前を呼べてうれしい。最後に名前のコールを先導してたやすいくんの番になるとすかさずはぎちゃんが立ち上がって、足は力強くバスドラ踏みながら、スティック持った手を振りかざして、目は大きく見開いて、力いっぱい「やっすー!!」と、今度は自分が先導するはぎちゃんがよかった。
4.自分のために
この曲ともだいぶ長い付き合いになったな…しみじみ
5.烈火
和風の曲をBGMにモニターには帝劇での烈火(音声なし)の映像が流れる。はらはらと桜が舞っていて美しい。時間にして約1分ほどだったと思うけどとても贅沢な思いをさせてもらった気分。
映像が終わると、帝劇さながら舞台袖から7人がでてきてV字フォーメーションを組む。もうこっからはずっっっと鳥肌
6分ぐらいあってすこし長めの曲だけど、途中でバンドにも変わるししょうきは篠笛、あらんとやすいくんは三味線と盛りだくさんで飽きない。
6.PSYCHO
烈火→PSYCHOの和繋がり、最高に気持ちよすぎてこれはセトリ作りの天才の片鱗を見た。
あの赤黒ロックの衣装なのにまさか金の扇子が懐から出てきた時の勝訴感ったらない。
7.Otherside
PSYCHOの最後の音とOthersideギターさなぴの音がぴったり重なりふたつが交わる瞬間が鮮烈だった。曲と曲の繋ぎ目が芸術的。
小MC
8.君だけに
Zeppの音響最高。
9.Heavenly psycho
ここでこれ入れてくるひとたちだよな〜。ファンとしても4人の時から思い入れのある曲だし、とつぜん人数の増えた曖昧な時期のクリエでこれを7人で披露したのを見たときの意味と覚悟を改めて再確認するような時間だった。そしてすこしの懐古と。
10.GRATEST JOURNY
タオルぶんぶん
11.NO WAY OUT
単純にこの曲をLove-tuneがZeppでやってるという事実がすごすぎる…
曲終わりにあらんが「(ペンライト置いてって頼んだから)客席暗くなっちゃったね…」って、ごめんねしたのがすごいかわいかった。そっちが明るければこちらの暗さなんてなんのその。
MC
12.君と…Milky way(安・萩・顕)
サビの 輝くMilky way〜を歌うはぎちゃんの声が甘く透き通っていて至高。声がほんとうにいいですね。心蕩かされてうっとり。
13.& Say(真・美)
さなみゅの空気感がつたわってくるダンスとそれを生かす選曲。このダンスパフォーマンスするひとたちも同じグループなのかって思うとLove-tune幅が広い…そしてまたさなみゅがパワーアップしてる。
14.Will be All Right(諸・長)
体育会TV上田ジャニーズ陸上部の軌跡とそれをワイプで見てるもろれおの映像。終わってうぃるびーのイントロが流れると陸上部のジャージ姿でふたりが登場。サビに入ると5人が出てきてぎゅっと笑顔になって集まり全員が揃う。
諸「上田監督!ここで学んだことをLove-tuneに還元してこれからも7人で突っ走っていきます!」
あまりにエモい……体育会TVの映像の右上には「2016.5」ってあって、Love-tuneがまだギリギリ4人のときで、それが今こうして7人のメンバーといるんだから不思議だし奇跡みたいなことだ…
15.前向きスクリーム
夏のEX同様巨大風船ぽんぽん客席に飛ばしたときEXよりもその風船がぜんぜん小さくみえて、そのとき初めてZeppの大きさを感じた。
萩ドラムソロ
前向きスクリーム終わりで捌ける前、「暑くなったからクーラー入れるか、ピッ」ってさなぴがZeppのクーラーをいれると反対袖から寒そうにはぎちゃんが出てくる。モニターまで凍っちゃってそれをドラムの音で叩き割ろうとするも上手くいかない。
僕だけの力じゃだめだ〜、そこではぎちゃんはいいこと思いついたというように「いつも萩谷くんとか〜萩ちゃんって呼ばれてるから〜、けいご♡って呼んでくれたらがんばれるなあ〜」\けいごー!/「意外と下の名前で呼ばれるのも照れるなあ♪でももっと大きな声で呼んでほしいな〜」\けいごー!!/
ここまでがすっごくコミカルでかわいいはぎちゃん炸裂だったのに対してこっからのドラムソロのクールな表情にギャップ。ようやく割れたところで
16.SHE SAID...
のイントロ。ドラム付近に集まってくる6人。母艦に乗りこみ今まさに出航というような様子がこのイントロに最高にハマってるしキマってる。いやちょっとまってくれ、かっこよすぎだ、、、!!
17.ONE DROP
ここでSHE SAIDよりもうちょっとアップテンポでさらに高揚感高める知名度のあるバンド曲をもってくるところが絶妙なセンス。
18.象
ラストスパートに向かっていくようなバンドの繋ぎがあり静寂に響くドクンドクンという鼓動のあと、象の鳴き声とあのバンッと空気を一変させるようなドラムとギターの音。
7人のものすごい気迫にのけ反るようだった。本気で真剣な、命をかけるようなそれぞれの表情と歌詞がリンクして涙がでてしまうのはもう仕方なかった。
19.This is Love Song
後半のキラキラ感とかわいいハートのポーズを取り入れたダンスとピンクの衣装!最後の最後にやっぱりアイドルだなー!と思わされる素敵な曲だった。3曲目のオリジナル曲にかわいいアイドルソングを選んでくれたことがうれしい。
EC1.Dye D?
ハロウィンコスのビートくんと乙ゲーみたいなカードの中の7人の映像(イントロダクション)でひと茶番。
10月の一大イベントハロウィンを忘れていた7人に対してビートくんがお仕置きとして魔法をかける。
ビートくん「人間に戻りたければお客さんをびっくりさせてみろ〜!」
スモークが焚かれると魔法にかかった7人がスタンバイしてDye D?の歌い出し、悲鳴でZeppが割れそうだった。
「I just can not tell〜」で体をゆるく拘束されてるようなはぎちゃんの艶かしい表情と、さっきのミルキーウェイの歌い方とはちがう、じっくりと焦らすように攻めるみたいな声に理性保ってる場合なんかではなかった…衣装も振り付けも最高で、演出:諸星翔希さんは特に全らぶ担から崇められること請け合いだしこのアイディアが頭の中に生まれることを想うとこれからの演出も期待してしまう。
とくに馴染みはないけどハロウィンという文化が日本に根付いくれてサンキュー
EC2.MU-CHU-DE 恋してる
(ここでお待ちかねのグッズTシャツタイム♡)
はぎみゅパートが終わるとはぎちゃんが構えてみゅうとがぴょんと飛びのると世界一かわいいお姫様抱っこが完成した 泣けるほどかわいいお姫様抱っこははじめて見た
EC.3言葉より大切なもの
もうこのへんまでくると「最高」という感情しかない
WEC.CALL(3日目)
挨拶終わって「じゃあ…」って確信犯ぽく帰ろうとするらぶ。すかさず客席からは\もう一回!/のコールが起きて、安「じゃあ1日に1回しか出来ないという伝説のアレを…」「破壊光線を」と、各々の位置につくらぶとその言葉に勘づいて沸き立つ会場。
期待通りのイントロが流れたときの歓声と、その後のC&Rはすごすぎてたのしすぎてなんも覚えてない!!というぐらい最高のものだった。キントレオーラスのECでCALLコールが起こったのをここで回収してきたことがすごい…
みんなとってもいい笑顔でもう一回「俺たちとみんなでー?\Love-tune!/をして
終演 19:55
楽しかった。という言葉じゃ終われないけどでもやっぱりLove-tuneのコンサートは楽しい!!!と改めて強く実感したLove-tune Live 2017でした。でも何が楽しかったってぜんぶ楽しかったんだよなあ。最初から最後までずーっと。
【Love-tuneのセトリ】
なかでも特筆すべきはセトリ作りの巧さ。構成・選曲がほどよいバランスで成り立っていて、緩急の絶妙さといったらない。かといって"緩"の部分が休憩タイムになるわけではなく、きてほしいときにきてほしい"緩"と"急"の曲がそれぞれベストタイミングでやってくる。
あと今回のセトリは「今までのLove-tuneの集大成のようなライブに出来たら」といっていた通り、以前やったことのある曲も多いんだけど、「またこの曲か…」ではなく「あの曲きた…!」と思わせてくれる。それは常に新しいものを求められる場では簡単なことではないんだけど、それでもそのハードルを乗り越えているから伊達じゃない。
個人的には夏のEXでもそうだったけど、ファンサタイムがほぼないのもコンテンツの充実感をかんじられてとても好きです。
【映像とセット】
今回のコンサートでいつもとちがうとくべつな点と言えば、何と言っても「単独」であること。だからセットはすべてLove-tuneのためにつくられたものだった。照明の位置、色、動き、ドラムセットの位置、階段の場所、シンボルとなるグループロゴ。すべてLove-tuneがコンサートをするためだけにつくられていて、そのどれもが愛を感じるものだった。
なかでも映像はすごかった。クオリティがすごい、というより(?)こんなものまでわざわざつくってくれるんだというすごさ。烈火in帝劇や体育会TVの編集も、Dye D?前のハロウィンビートくんとらぶのアニメーションも、すみずみから愛情が感じられたしとっても素敵なものだった。たぶん、Love-tuneはスタッフさんから愛されたグループなのかもしれない。
【あいさつ】
This is Love Song前のやすいくんのあいさつ、Zeppじゅうのみんなが息をひそめて聞き入った。細かくなにを言ってたかということは正直思い出せないけど、とにかくやすいくんの話した言葉はうれしくて、心づよくて、すこしだけ脆かった。
「このチャンスが次いつあるかわからない」ということを臆せず教えてくれて、その上で「絶対に諦めません」「超えてやろうと思います」と、力のこもった声で締めくくった。そのゆるぎない覚悟に疑いの余地などなく、きっと誰もが信じること以外の選択肢なんて持ち合わせていなかった。
【Love-tune Liveはアツい】
本当にLove-tune Liveはアツかった。あの身体じゅうをほとばしるようなアツさっていうのはLove-tuneのコンサート特有のものだと思っていて、一度体感すればきっと忘れられない。声出して、腕振って、いまを楽しむことだけにこんなに夢中になれるなんて。Love-tuneはお客さんを巻き込んで"ライブな"コンサートをつくるのがとても上手で、Love-tuneの熱に客席も煽られて気づけばその両方の熱がZeppを渦巻いてくらくらと目眩がした。みんなLove-tuneが大好きだし、Love-tuneのコンサートが大好き、何より本気で全力な7人の熱に熱で応えたい。そんな気持ちだった。
最後にZeppたのしかったね〜って話をしてるときにとつぜんはぎちゃんは「でも課題もたくさん見つかったよね!!」って言い出した。となりのやすいくんはびっくりした顔ではぎちゃんを見たあとうれしそうに笑ってた。ほかのみんなも「向上心がすごい!笑」って、受け止めてうんうん同意してくれた。はぎちゃんの素直でいいところだし、らぶの寛容さ、モチベーションの足並み揃いも垣間見えてうれしかった。そのあとにはぎちゃんは「またライブやるぞー!!」って拳つきあげてお台場の海まで響き渡る声で言ってくれたから、それだけでもう十分しあわせだ。
終わった時、もっと本当は燃え尽き症候群みたいなかんじになるのかなと思ったら全くだった。いまはまだ山の麓で、これからもっとすばらしい景色を見せてくれるんだとハッとさせられた、その瞬間が本当にうれしかった。
ということでLove-tune Live 2018、期待してます!
そしてはぎちゃんもうすぐお誕生日おめでとう〜!(大事なことなので)