アイスが溶ける前に

萩谷慧悟くんとLove-tuneについて

はじまりのステージへ【Love-tuneクリエレポ】

 

客席につくと、ステージでは真ん中にドラム、そしてベースにギター、ショルキー、サックスがすでにセットされ、静かにスポットライトを浴びている。こっちはもう準備できてるよ、とでも言うように。

5/17夜の最終公演は18:03頃という少し押した時間に開演した。たぶんゲストなどがさらに増えその打ち合わせなどがあったのかもしれない。

客席からのLove-tuneコールは揃っていて、しばらくすると円陣の声が聞こえてきた。

 

OVERTURE

 

曲が流れ11列〜12列目のお立ち台に登場する7人、鮮烈なピンクの衣装とスポットライト、それ以上に輝く顔は目の覚めるようなかっこよさ。

そして強めのインスト曲はそのまま

 

1.CALL

 

のイントロへ突入。

初めてのオリジナル曲CALL、Love-tuneが正式に7人になって初めての単独コンサート、1曲目の選曲としてこれほど真っ当なものはないし変にひねることなくストレートにこの曲を持ってきたところが好感度高いな〜。

らぶ担しかいないのもあって、「フ〜!!」や「Hey!!」を全力でやるのがめちゃくちゃに楽しかった。

 

2.レスキューレスキュー

 

「for your peace♪」で必ず客席から「ぴゃ〜〜」という声が漏れる。(あまりのかわいさに)

 

3.Keep the faith

 

この曲から萩ちゃんが乗ったドラム台の四隅についてるポールを掴んでメンバーがドラム台ごと動かし、下手上手へといっしょにつれてってくれる。まるで犬の散歩みたいな気軽さで。

たぶん、ドラムの人がドラム台ごとステージ動き回るなんてこんな光景、ふつうだったら笑ってしまうんだけど、すっっごく感動した。ドラムで動けない萩ちゃんを仲間はずれにしないでくれる、それも自らの手で動かしてくれる、待ち望んでいた、というかLove-tuneができる前はもはや諦めて仕方ないと思っていた光景を叶えてくれる、こんな素敵なメンバーがいることが心からうれしかった。

 

4.自分のために

 

声出しタイム!「走れ 走れ 自分のために〜」を歌うんだけどまあ女性にはキーが低い。オーラスでの出来事ではないんだけど、あまり声が出ないでいる客席を察してさなぴが「女の人には低いよね。たぶんJUMPの曲とかの方が合うでしょ!」って(笑)でも救われた。他のメンバーはこの曲が女性にはキーが低いこと、あまりわからなかったみたいだから、さなぴのひと言でみんな理解してくれたし、すごくやりやすくなった。こういうことを気づける人がひとりでもいるとこちらの気持ちが全然変わってくるもので。

 

 

ミニMC

 

 

◇和コーナー

 下はJr.祭りで登場した赤黒新衣装のパンツに、上は今回衣装さんがそれぞれの個性に合わせて作ってくれたという和装。RPGみたいにしたいね、というアイディアからだそうで、ちょっと形や配色がファンタジーっぽく、天才だと思った。

 

◇5.MOON

 

緊張感漂うなか、沈黙を破るように翔希の力強い和太鼓がはじまり、ドラムにスタンバイした萩ちゃんとのリズミカルなセッションにつづく。徐々に高揚してきたところでそのセッションをバックにさなみゅがそれぞれソロで踊り出し、2人もギター&ベースに加わる。そこから一気にテンポは加速しどんどん盛り上がってきたところに上手から登場した顕嵐、下手から登場したれおが対峙し、刀を振りかざす顕嵐に対しれおはまさかの素手(アクロバット)で応戦。もうすでにこの時点で血は沸きまくっている。

絶頂にヒートアップしたところで突然「タラララン♪」と雅な音をきっかけに時がとまる。

ピンスポに照らされたセット上段中央に目をやると、般若のお面で顔を隠し番傘を持った安井くんの姿が。そのままゆっ…くりと面を外し妖艶な表情を見せる様子はさながら花魁。そしてMOONのイントロが流れる。

 

ここまで登場人物全員強い。

 

言い方はあれなんだけど何というか心の盛り上がりは応援上映のそれだった。場面が展開されるごとに「うお〜!!」と興奮の声を上げペンラを振り上げたくなる感じ。

楽器隊はそのまま演奏しながら歌い、やす→あら→さなみゅ→もろれおの順でパートを繋ぎ前に出てくる。大サビが近づくと立ち位置を移動し、7人はステージ中央に縦一列になる。前からみゅ→さな→もろ→はぎ(ドラム台)→(階段上がって)やす→れお→あらん  これがまあ〜〜最高なこと。豪華絢爛の4文字。

大サビ「一夜限りの〜羽ばたく蝶になる」は萩ソロなんだけど、儚くて艶っぽくて苦しくて甘い毒だった。初日はここで「ひゃあっ…!」という声が各所から漏れていたし、要はそういうこと。

 

◇6.PSYCHO

 

サイコー。(定型文)

いや軽く言ったけどこれが本当に最高で。この曲はクリエで初めて知ったんだけど、らぶにすごく合っていていいなーいい選曲だなーと思った。

妖艶なMOONの雰囲気から一変、花魁だった安井くんが「Get ready to rumble〜!」とがなるように煽るのが超かっこいいし空気を変えるのが上手い。「Now are you ready」でクラップクラップ。Aメロから踊り始めて「脳内再生 快楽を〜」のラップを歌いながら「crazy ×2」で腰を突き上げる萩ちゃんアアアアア。(頭抱)

そして全員懐から赤や金の入った扇子を取り出しそのままサビに入るんだけど、頭の上で扇いだり顔に添えたりと扇子を活かした振りになっていて最高。はぎみゅが向き合いながらお互いの顔を客席から扇子で隠すのも最高。扇子というアイテムがここまで最高なものとは知らなかったよ、、

後半「騒ぎたいだけ〜」で安井くんを中心に囲み、全員で肩をはだけさせるチラリズムが抜かりない。

 

◇7.SHE!HER!HER!

 

PSYCHOのアウトロ「キンッ」という刀の交わるような音で畳んだ扇子を顔に添え照明はシルエット状態。そこから間髪入れずSHE!HER!HER!に入る。もちろん振りは扇子を持ったまま。

 

8.Otherside

 

ここからは赤黒衣装でさなぴが本家MIYAVIさんさながらギターソロで煽っていく。客席からもフ〜!という声が上がって、Othersideへの持って行き方に気迫と気合いを感じた。和コーナーから徐々に上がっていたボルテージはここでMAXになってとんでもなくアツい!

萩「Hey Just stay Don't go away!」

萩安「Hey Today is another day!」

萩安顕美「Hey We say Don't be afraid!」

全員「Hey No way We naver change!」

と、ギターさなぴを真ん中奥に配置しそこからV字のフォーメーションを組み、端からひとフレーズごとスポットライトが当たり、どんどん人数が増えていくのが天才演出だった。萩ちゃんは間奏でプルーーーハー!と、尊先木村さんを彷彿とさせる巻き舌をしそのまま上記のソロに突入。

 

9.SEVEN COLORS

 

1年前、まだ4人か7人か分からなかった時のクリエのアンコールでもこの曲をうたった。正式に7人になって、また改めてクリエで歌う意味を噛みしめた。

 

10.MU-CHU-DE 恋してる

 

あのハートを作るとキャー!♡という声が上がり、本人たちがハニカミながらうれしそうなのが伝わってきて微笑ましかった。サビに入ると客席降り。アウトロで顕嵐→翔希→安井くんと、Jr.祭り同様の煽り文句。

 

11.NO WAY OUT

 

顕嵐が煽る煽る。そしてこの曲だけはペンライトを置いてくれませんか、と。

始まるとたくさんのこぶしがステージに向かって、音に合わせて突き上げられる。もう、

楽しい!!!!!!!

のひと言。例のモロの煽りがあってひたすら「へい!へい!へい!」と、ただそれだけのシンプルなものなんだけどとにかくどんどん楽しくなって、会場が熱を帯びていくのを身を以て体感した。大サビ顕嵐の「いつだって いつだって〜」のパートはクラップに変わるんだけど、みんな手に何も持ってないからすぐ対応できるし音も出る。もう一体感のすごさに鳥肌が立った。熱気で靄がかかって、ステージはシンプルな白いライトだけで照らされて客席には光がなくただ身ひとつで楽しむ客がいる。ライブハウスみたいだった。

いや別に、アイドルのコンサートがライブハウスになる必要も、だから偉いって話でも何でもないんだけど、あのNO WAY OUTという曲でそういう現象になったこととあの雰囲気をつくりあげたことが本当にすごいと思った。

 

MC

 

12.Secret Lover

 

静寂のなか下手から顕嵐がジャケットを肩にかけ、スポットライトを浴び歩いてくる。客席に向かってひと言「チカヅキタイ(囁き)」

\キャー!♡/のなかイントロへ入るとセット上段から同じくジャケットを肩掛けし細身の黒スーツ細身の黒ネクタイ姿で萩ちゃんさなぴも登場。

ゆるゆると体を揺らす萩ちゃんの体のラインが艶かしい、「Girl, 少し戸惑った顔も Beautiful」「Oh 人ごみに紛れてHold you close」「甘い過ちも」の声は骨がとけるほど甘い。

後から登場しながら歌う翔希の「まやかしの夢だとしても」も、きっと翔希の歌声を聞いたことない人にも一瞬で伝わる美声だった。

中盤「離さない You're my Seacret lover 忘れない You're my Seacret lover...」で全員横一列に並び右隣の人の肩に手を置いた状態で右へ左へリズムに合わせながら腰を振る。あまりのセクシーさに思わず口を塞いでしまった。

 

13.My Love

 

椅子を使ったパフォーマンスにハズレなし。

 

14.恋を知らない君へ

 

萩ちゃんがリズムをとってれおに合図をするとはじまるんだけど、萩ちゃん、伴奏がはじまって軌道にのるまでれおのことを見て歌っている。このへんまでくれば大丈夫、と思ったところで客席に体を向き直す。ちょっとつまづくとまたれおの方に体ごと向けやさしく真剣な表情で落ちつかせるように手と全身でリズムをとる。

ある回、れおの伴奏が一度つまづいた後なかなか立て直せないことがあった。萩ちゃんはその間もれおのことをしっかり見つめて、不安定なピアノの音でもほとんど音をはずさず歌った。自分がしっかりしないと、という責任感みたいなものがあったと思う。れおの成果を披露する場だから、歌で支える。

 

萩ちゃんだけソロがあっていいな、という声を耳にしたけど、"ソロ"という言葉にはすごく違和感があった。確かに歌ってるのは萩ちゃんだけなのでまあそれはソロと呼ぶのかもしれないけど、あくまでも伴奏のれおが主役の曲だと思った。れおの伴奏があっての歌。

加えて、きっと歌が萩ちゃんだったことに意味があったのだと思う。2人で楽器屋さんに行ったり、先生と生徒のような関係でピアノを練習したり。信頼関係を築いてきた2人だからこそできたこと。2人で作り上げた恋を知らない君へだった。

 

コント私立Love-tune学園〜モロササイズ

 ※セリフや流れはニュアンス

ステージが暗転すると通路のお立ち台にモロ先生登場。修学旅行でハワイに来てるらしい。ここでひとり小噺。ゆるくてかわいくておもしろい。今考えればあのはぎれおの雰囲気の後にコントって、普通の構成じゃ考えられないんだけど、それを可能にしたのはここの翔希の手腕だったな〜と思う。

ステージにはいつの間にか体操着姿の生徒たちが現れ6人仲良く布団で寝てるらしい。モロ先生はそんな6人の様子を確認すると一旦その場を立ち去る、のだがこの後事件は起こる。

 

モロ先生が立ち去ったのを確認した美勇人が「よし、枕投げやろうぜ!」と声をかけると盛り上がり出す一同。「先生に怒られるからやだよ」と寝ようとする萩ちゃんも御構い無しに5人は枕投げで集中攻撃。しばらく叩かれた後我慢できずにキレまくり、「もういいよ!海潜ってくる!怒」などと言い萩ちゃんは部屋を出ていく。

そして枕投げは再開。美勇人とれおの一騎打ちとなったところで美勇人に煽られたれおは「完全にプッチーン」と言いながら思いっきり投げてしまう。嫌な予感は的中し、遠くからは「パリーン!」という壺の割れる音。

あーあ、となるも「美勇人くんいつもそうですよ。ながつのせいにして」となぜか顕嵐は食い下がっていた(笑)

そしてれおは正直にモロ先生に謝りに行こうとするもその足を引き留める美勇人。

美「いいんだよ…バレてないんだから…」(皆「本性が出たー!」)

〜ここで怪しげな声と気配〜

謎の声「み〜て〜た〜ぞ〜」

皆「だ、誰っ…!?」

姿を現わす謎の声の主(ハゲヅラの神ちゃま)(中身は萩ちゃん)

初日はここでのざわめきがすごかった(笑)

神「この旅館の神だ」

皆「神!?なんか思ってたビジュアルと違う…」

神「そんなことよりさあ、な〜にやってくれちゃってんの。壺、割れちゃってるよ〜。そこの山芋みたいなやつ(と美勇人のことを指す)」

美「え、おれ!?」

神「そうだよ君だよ。君のせいで割れちゃったんだからさ〜謝ってきなよ。」

美「えー」

神「しょうがないなあ、ヒザカーユ(手をかざして呪文をかける)」

美「え!?膝がかゆい!なにこれかゆい!ひじはかゆくないの!膝がかゆい!」

神「言うこと聞かないとお仕置きしちゃうよ〜」

騒がしい声を聞きつけモロ先生が部屋に戻ってくる

モ「お前らうるさいぞ!隣の部屋まで声が聞こえてるんだよ!」

皆「すいませ〜ん」

神「(小声で)阿部、阿部。先生のおっぱいを揉んでこい」

顕「えー」

モ「何だよ阿部!」※モロ先生に神ちゃまの声は聞こえてないらしい

しぶしぶ真正面からモロ先生のおっぱいを両手でガッと掴む顕嵐

モ「おい何だお前!!立ち位置被ってんだよ!!」

皆「www」

しばらくモロ先生へのいたずらが続くも満足したのか

神「よし、壺は直しといてやる。ツボナオール(呪文)」

皆「ありがとう神ちゃま!」

どういう流れだったか忘れたがここでモロササイズが始まり萩ちゃんもラジカセを手に戻ってくる。

※ここまでは主に初日、そして前半日程の流れ。後半は顕嵐さなぴは神ちゃまのことが見えない設定で、モロ先生も神ちゃまのことに気づき神ちゃまから「そんなに怒っちゃだめだよ〜」と指導方法を改められる。「あれをやればいいんだよ」と言われてモロササイズの流れ。

 

モロササイズ

 

15.罪と夏

 

体操着姿、ダンボールに「愛音号」と書かれた船の絵にみんなで乗りこみワイワイ。振りつき。

 

曲が終わると生徒たちはハケ、ステージにはピンスポを浴びたモロ先生ひとり。

モ「ありがとう、神ちゃま」

ここで本当はモロ先生にも神ちゃまの声が聞こえていたことが判明

神「いえいえ〜そんなことよりモロさん、そろそろ天界には戻ってこないんですかぁ〜?みんな寂しがってますよ〜」

モ「俺はまだこっちでやることがあるから。神ちゃま、元気でな。」

神「あ〜い」

モ「ふ〜あいつらも言うこと聞いたし、おれも行くとするか〜。(客席に向かって)あ、みんなにおれの一番好きな呪文をかけてあげよう。"Love-tuneのことがもっとも〜っとスキニナール"*・゜゚・*:.。..。.:*・」笑いながらハケていくモロ先生。

モ(声のみ)「あ、ところで今みんなにかけた"Love-tuneのことをもっとも〜っとスキニナール"だが、まだこの呪文を解く方法は解明されていないらしい。ということでみんな、これからもLove-tuneのことを末永くよろしくな!」

 

16.Master piece

 

ドクン、ドクン、と心拍音が響き、照明が点滅。空気が一変しマスピのイントロへ。

 

17.アイノビート

 

背中合わせのらんれおを他5人が囲む構図、萩安のハイタッチが滾る。

 

18.Revolution

 

バンド。このへんからはもうひたすら楽しくエモかった。

 

19.言葉より大切なもの

 

「言葉では伝えられない、言葉よりも大切なものを伝えたいと思います。」安井くんのひと言がありイントロ。

顕嵐が「切り取ったメロディー繰り返した忘れないように」をとても丁寧に、力を込めて歌っていて、声もすごくよかった。その後の「言葉よりも大切なものここにはあるから」では翔希が「言葉よりも大切なものここには、あるよなあみんなー!?」\そうだー!/

 

会場全員でうたうのが素敵だった「疑うことなく旅する雲が素晴らしい今日もあなたよりも大きな愛はどこにもないんだよ」という歌詞。

 

EC1.Make it(表記は不明)/作詞:真田 作曲:萩谷

 

萩ちゃんを筆頭に出てくるとそれぞれの楽器にスタンバイ。

萩「最後だぞ!もっとやりたいよなー!」

客「イエーイ!」

萩「その声に今から答えます」と言ってドラムにスタンバイ

さなぴから曲の説明

真「この曲はLove-tuneのファンと、Love-tuneのために書きました。歌詞に出てくる"きらきら舞い散るよ 幾千もの願いが"というのは、普段みなさんが『Love-tune売れてくれー』とか、(会場笑)『もっと大きいところで見たい』とか言ってくれる言葉を声援として受け取っています。その願いはつまりファンの皆さんのことです。その後に"溢れ出す光"という歌詞もあるんですが、その光というのはこの7人のことだと思っています。願いと光が繋がったとき、見える新しい景色をお前ら見たいかー!」\イエーイ!/「年齢関係なく盛り上がれるかー!」\イエーイ!/

萩「聞いてください、めいくいっと!」

 

みんな真剣な顔で、でも楽しそうに演奏してる顔が眩しかった。

初めて聞いたとき、萩ちゃんが作曲した、という事実に精一杯でメロディーや歌詞をじっくり味わう余裕なんてなかったけど、とても素直で明るくひらけた曲だなと思った。AメロBメロは行ったり来たり、ちょっと複雑なところからサビに入ったとたんすこーんと抜けるように素直できらきらして明るくキャッチー。時折センチメンタルな音と歌詞が耳をかすめる。

きっとこのクリエ期間にこの曲は育ったのだなと思った。人前で披露することによって7人以上のひとの想いが乗っかり、より重みと意味を増した。とても大切な曲になった気がする。

 

気づくはずさ いつもここに

仲間がいるよ 駆けだそう

 

きらきら舞い散るよ 幾千もの願いが

僕らを導いてくれる 見てみて

溢れ出す光が 僕たちを繋いでいくよ

もう一人じゃないんだほら 世界を変えてこうよ

We can make it a whole new world

 

EC2.SHAKE

 

イントロがはじまるとわっくわくした顔で顕嵐が「さなシェイク♪さなシェイク♪さなシェイクの時間だよ♪」とさなぴに向かって煽りだすのがかわいい。

客席に降りる人は降りたり降りない人はステージに残ったり自由な時間。

 

WEC.前向きスクリーム

 

去年もオーラスのトリプルアンコールでこの曲を歌っていて、その時の感情と今の感情がちがうのが面白かった。一年経つと、同じ曲を歌っても意味が変わってくるんだね。

 

最後にひと言ずつ挨拶

顕嵐「凄いみなさんが熱くて、こっちまで感動しちゃいました。今日は本当にありがとうございました!」

怜央「一日一日成長できて、みなさんと時間を共有できて幸せです。………お前ら全員宝モンだああっ!!叫」

さな「ながつに負けないように俺たちも成長していくんで次会うときまでお前らも成長してこいよ〜!フ〜!」

翔希「今日俺らとすごした幸せな時間を絶対忘れるなよ〜!なあみんなー?」\そうだー!/

はぎ「そしてまだまだ僕たちと思い出つくっていきまっしょーついてきてくだっさい!ありがとうございましたー」

みゅ「明日から学校とか仕事とかあると思うけど、頑張って夏とか秋とか冬とか、また会おうぜ!」

やす「俺たち何があっても負けないで上に突っ走っていきたいと思いますのでみなさんついてきてください!」

 

幕が閉まる寸前どこからともなくふらーっとステージ真ん中幕ギリギリまで出てきてそのまま幕が下がり切るまでしゃがんでこっちを見つめる萩ちゃん(笑)幕が降りる時の萩ちゃんっていつもあっさりしてるしこういう行動は意外だったなー。たのしそうでうれしかった。

 

3EC.緞帳前挨拶

 

萩ちゃんと顕嵐はリハ着楽屋着のようなものを着てる。

れお「さっきあんな(アツい)こと言ったからまた出てくるの恥ずかしい…」って照れ笑いするのがかわいい。

もうひとりずつは喋ったから、ってみんなで振り返りつつゆるく話しながら。

安「でも俺ら頑張る頑張るって言ってるけどさー、頑張ってもだめなときがあるんだよ。」

ちょっと眉を下げて困り笑いしながらそう言った。

萩「全力でやってるからね、」

誤解を生まないよう、会場の雰囲気をフォローするようにこやかに。"全力でやってるからね、"いいんだよ。と、安井くんを励ます言葉にもきこえた。

安「俺らだけではどうしようもできないことがあって。だからみんなが『もっとLove-tune見たい!』とか言ってくれるともしかしたら上の人とかがじゃあLove-tune〜しよう!(言葉を濁す)ってことになるかもしれないから。よければ、ね。よろしくお願いします。」

 

クリエという小さな箱の、味方しかいない空間だからこそ言えたことだと思った。

頑張って頑張って、それでも道は拓けなくて願っても叶わなくて、推される後輩はたくさんいて。本気でやってるからこそ本気でだめかもしれないと思ったり。Love-tuneは本気なんだなって、本気で上を目指すため試行錯誤してやってんだって、その時の7人の表情を見て痛感した。「頑張れば夢は叶う」なんて無責任なこと言えない、無責任な夢を見せられない、けど。

私自身今までアイドルを応援する上で頑張るようなことはしたくなかったんだけど、Love-tuneにとってプラスになるなら、私にできることはなんだってしたいと心から思った。絶対デビューしてほしい。

 

そして最後にみんなで地声で

「ありがとうございましたー!!」を言って終演。

客席からはあたたかく大きな拍手が起こった20:03。持ち時間めいっぱいだった。

 

 

全10公演、本当にお疲れ様でした。Love-tuneが正式に7人になって初の単独公演、すっごくたのしかったです。きっと夏はもっとたのしくなるんだろうなと早くも8月を待ちわびてしまうような公演でした。

そして結成1周年おめでとうございます。あの一年前の私たちの気持ちを、たった一年でここまで引っ張り上げたのが本当にすごいことだし並大抵のことではなかったと思います。Love-tuneならもっといける。これからもずっと変わらずこの7人で!