アイスが溶ける前に

萩谷慧悟くんとLove-tuneについて

大人になっても

 「大学に入り、音楽論を学んだり、自分で曲を作ったりと音楽のスペックを上げています。Jr.でライブが出来る機会があったら披露したいです。ぼくたちはバンドを組んでいますが、正式なグループではないのでなれたらいいし、ライブもしてみたい。今はそれを目標に頑張っています。Jr.にもたくさんグループがありますが、正直羨ましいです。仲良しごっこがしたいんじゃなくてぼくも同じ土俵に立って、来年は戦いたいと思います。」

女性セブン、 2015年12月24日号での萩谷くんの記事。

 

「(安井、真田、萩谷、森田の4人で)Love-tuneってグループ名がついたんですが、それで舞い上がるようなことはありません。大事なのはこれからだと思います。ぼくらはバンドをやっていますが、バンドメインのグループではなく、ひとつの武器だと思っています。ジャニーズである以上、ダンスはできて当たり前だと思うし、歌やアクロバットもやっていきたいと思っています。誰からも『なんかいいよね』って言われるグループを目指します!」

同じく女性セブン、2016年4月7日号での萩谷くんの記事。

 

Jr.のファンをしていてこんなにうれしい言葉はないでしょう。何がうれしいって、これがファンを喜ばせるために言った言葉ではなく、萩谷くんが心から本当に思っている決意の言葉だったこと。

しかも今こうして見ると、そのほとんどが現実のものになっている気がする。私はJr.という絶対のない世界で、こんな勇気のいる発言ができる萩谷慧悟くんの心意気を買っているのだと思う。


人は大人になる。大人になるにつれ、何かに妥協して諦めたり、面倒くさいことは適当に流してしまうことが増えていく。それが処世術、ってもんでもあり。

でも萩谷くんは、よくもわるくも「暗黙の了解」という言葉が通じない人間だから、気になったことは放っておけないし、みんながなんとなく口にしない言葉もはっきり言ってしまう。

大胆な発言は時に周りを困らせるかもしれないし、煩わしいと思われるかもしれない。

でも、やっぱり萩谷くんはそれでいいし、そのままがいい。

強く意思のあることに対して遠慮なんてする必要がなくって。意思や夢を言葉にできる、それはとても頼もしくて輝かしくて若いことだ。萩谷くんの言葉にはエネルギーがつまっているし、やがて翼がはえて大空を羽ばたく。


今はただ次の萩谷くんの夢を、萩谷くん自身の言葉で聞ける日を楽しみに待っています。


いつまでも少年のような無垢さと穢れなさを心に秘めた大人になってください。

萩谷慧悟くん、20歳のお誕生日おめでとう。