アイスが溶ける前に

萩谷慧悟くんとLove-tuneについて

*[ジャニーズJr.]疑似恋愛

先日、ジャニオタの友人とお互いの自担について喋っている時、こんなことを言われました。

 
「ねえ、年下のアイドルを好きになるってどういう気持ち?」
 
ふいの質問におどろいて、言葉を理解するのに時間がかかった。だってそんなこと、今まで考えたこともなかったから。
 
その友人いわく、30代や40代の人が20代を好きになる気持ちは分かるけど、どの年代だとしても10代の年下を好きになる気持ちは分からないそう。
もちろん、その友人(20代)は10代のJr.に好きな子もいるけど、そこにあるのは「かわいい」という感情のみ。「かっこいい」という感情は年下には湧かないと言っていました。
 
なんというか、「そうなの…!?」っていう新鮮なおどろき。それが世間一般の考えなのかは分からないけど、割とそういう考えの人は多いのかもなあと私にとっては新たな発見でした。
 
そして、友人は
「彼氏枠?」
と、私(20代)が担当(萩谷くん18歳)をどのポジションに置きたいのか尋ねました。
私は考える間もなく即答で「息子」と口に出していました。それを聞いた友人は「へえ〜…」と何だか腑に落ちない顔。
 
そこでやっと気づきましたが、その友人はたぶん、アイドルを彼氏枠に置きたい、本当の彼氏にしたいんじゃなくて、あくまでも彼氏枠。すなわちアイドルに疑似恋愛を求めていたのです。
 
アイドル=疑似恋愛の対象
ほお、私がどうして年下の男の子を担当にできるか納得してもらうよりまず、これはアイドル観やアイドルを応援するスタンスからもう違うんだ。分かり合えない、というのではなく、10年以上一緒にジャニオタやってきて、同じアイドルを応援したりして、こうも違うんだなあということが自分にとってすごく面白かった。
 
 
そして、
「年下のアイドルを好きになるってどういう気持ち?」
への回答ですが、私からするともうその解釈が違うのです。
「年下のアイドル」という言葉。
たぶん私は、アイドルを見ている上でそこに「自分」というものは介入するどころか存在してなくて。だから、自分が何歳であるとか女だとかそういう情報は一切関係ないんだと思います。
ただただ私の目に映るそのアイドルがすべて。アイドルに求めているものは疑似恋愛ではなく娯楽性。
 
そして友人は「かっこいい、って気持ちって湧く?」と不思議そうに尋ねました。
湧く、湧きまくる。息子にしたいって言ったけどそれとこれとは別。かっこいいものはかっこいい。
 
たぶんその友人は「かっこいい」という感情ですらもはや「恋愛感情」なんです、極端に言えば。
でも私からすると、アイドルは鑑賞作品。アートみたいなもの。かっこいいって思うし綺麗だとも思うしかわいいとも思う。惚れ惚れするけどアートに恋愛はしない。そのアイドルと交じわりたいのではなく遠くで眺めて時にはディティールを見たくて双眼鏡を覗いたり、近づいてじっくり見てみたいけど触れはしない。
 
逆に、年下の男の子に恋をする人もいるだろうなあとは思いますが、「年上の男性との恋」みたいな方が女子の憧れとして典型的で多いのかな〜。
 
 
結局、アイドル観が違うから、私が年下のアイドルでもかっこいいと思うその感覚は伝わらなかったんだけど、こちらの世界に彼女がいつかやってくる日をたのしみに待つことにします。
 
 
(ってまあこんな書いておいてなんだけど、私も最初萩谷くんの年齢を知ったときは10代…!って頭抱えたし今でも「10代の男の子がすき」なんて周りに言えたもんじゃない!!(笑))